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バブルははじけたというものの、
相変わらず元気な外食業態がある。
各業界誌で「アッパー居酒屋」「ミドル接待」 なる言葉でくくらられる、客単価¥3500を超える
やや高価な居酒屋業態だ。
この流行の先駆けと言われる外食企業といえば、 「えん」を運営する(株)ビー・ワイ・オーの 名前が挙がるだろう。
今年度、飲食店舗 18店を運営しながらも、 レコード・レーベル ビー・ワイ・オー・ミュージックも
設立した。
新たなる一歩を目指すビー・ワイ・オー代表取締役の 楊氏の軌跡と、これからの課題について語って頂いた。
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● プロフィール
楊 文慶(よう
ばんけい)氏 |
1967年生まれ 埼玉県出身。
大学卒業後、1年間の台湾留学を経て 西武百貨店に勤務。
その後、ご両親の所有するビルの運営を任されることになる。
1992年 カラオケルーム「TAPA」をオープン。
1996年 同ビルに「えん」所沢店 をオープン。
現在までに、「えん」他、18店を運営する。
2003年2月に東急フードショーに惣菜店「えん」と併設して お茶漬け店もオープン。
2003年4月に、雑貨店「私の部屋」とのコラボレーションCD 「BOSSA BACHARACH」発売。
CD発売をきっかけに、 子会社であるビー・ワイ・オー・ミュージックを設立。 |
ビルの運営が、
商売のきっかけに
ビー・ワイ・オー代表を努める楊氏は、 大学卒業後に、1年間台湾に留学。
その間、ドトールコーヒーの台湾で総代表を務めるか ソフトバンクのようなビジネスをはじめるかで迷ったが 台湾ではマーケットがないと考えて帰国後に
西武百貨店に就職し、内装関係の営業を行っていた。
その後、西武百貨店を退職し、 ご両親が所有する郭ビルで1Fはパチンコ、2Fはカラオケといった
ビルの運営に乗り出すことになる。
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取材・執筆 「飲・食・店」新聞フードリンクニュース編集長
石田 千代 2003年7月5日 |