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 2003.7.5  
 バブルははじけたというものの、 相変わらず元気な外食業態がある。
 各業界誌で「アッパー居酒屋」「ミドル接待」 なる言葉でくくらられる、客単価¥3500を超える やや高価な居酒屋業態だ。
 この流行の先駆けと言われる外食企業といえば、 「えん」を運営する(株)ビー・ワイ・オーの 名前が挙がるだろう。
 今年度、飲食店舗 18店を運営しながらも、 レコード・レーベル ビー・ワイ・オー・ミュージックも 設立した。
 新たなる一歩を目指すビー・ワイ・オー代表取締役の 楊氏の軌跡と、これからの課題について語って頂いた。


● プロフィール
楊 文慶(よう ばんけい)氏
 1967年生まれ 埼玉県出身。
 大学卒業後、1年間の台湾留学を経て 西武百貨店に勤務。
 その後、ご両親の所有するビルの運営を任されることになる。
 1992年 カラオケルーム「TAPA」をオープン。
 1996年 同ビルに「えん」所沢店 をオープン。
 現在までに、「えん」他、18店を運営する。
 2003年2月に東急フードショーに惣菜店「えん」と併設して お茶漬け店もオープン。
 2003年4月に、雑貨店「私の部屋」とのコラボレーションCD 「BOSSA BACHARACH」発売。
 CD発売をきっかけに、 子会社であるビー・ワイ・オー・ミュージックを設立。
ビルの運営が、
商売のきっかけに


 ビー・ワイ・オー代表を努める楊氏は、 大学卒業後に、1年間台湾に留学。
 その間、ドトールコーヒーの台湾で総代表を務めるか ソフトバンクのようなビジネスをはじめるかで迷ったが 台湾ではマーケットがないと考えて帰国後に 西武百貨店に就職し、内装関係の営業を行っていた。

 その後、西武百貨店を退職し、 ご両親が所有する郭ビルで1Fはパチンコ、2Fはカラオケといった ビルの運営に乗り出すことになる。


  取材・執筆 「飲・食・店」新聞フードリンクニュース編集長 石田 千代 2003年7月5日
 

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