2004.10.23
食肉業界が景気復活か?羊肉の好調の秘密

羊肉が最近肉の中でも注目を浴びている。その理由は羊肉に「カルニチン」という脂肪を燃焼させる物質が多量に含まれており食べながらの夢のダイエットが実現するとの話題でもちきりなのだ。そして低脂肪であることから、最近の健康ブームにのり目下輸入量も上昇中だと言う。そんな羊肉の今を羊肉を扱っている料理界から迫ってみた。


羊肉の「カルニチン」に注目!

羊肉が日本でお目見えしたのが昭和初期だと言われている。この羊肉は宗教上の束縛を受けておらず、どのような宗教の人でも食べることができる世界中で一番食べられている肉なのだ。羊の中でもラム肉である仔羊肉は、フレンチやイタリアンでは欠かす事ができない高級食肉として知られ、ヨーロッパでは親しまれて食されているのだが、日本での普及は並大抵のことではなかった。唯一日本で北海道だけがジンギスカン用の鍋が各家庭にあるといわれており、羊肉が身近な存在である地区なのだ。ほんの数十年前まで、北海道の人たちの家庭では、ジンギスカン専用の鍋があるのが普通だったようだ。それ以外には、今まで日本ではあまりなじみのない肉だった。

 世界中で食されている羊肉だが、ただ宗教の束縛を受けないだけの肉という理由から食されているのではなく、その栄養価が身体の随所に効果を出し、特に最近TV番組で報道され大きな注目をされ始めたのである。羊肉には体内では生成する事のできない必須アミノ酸やタンパク質、ビタミンB1・B2・D、ミネラルなどが含まれており、その中でもアミノ酸である「カルニチン」が今回クローズアップされる事になった。

取材・執筆 中村曜子 2004年10月23日