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2005.2.26

空ナカ
 東京の膨脹で、都内から電車で30分圏内の近郊にある、いくつかの地域の交通拠点都市が、副都心化する現象が見られる。そうした中で、ここ4、5年で特に変貌目ざましいのは、多摩地区の立川と町田である。すでに新宿、渋谷の飛地と化しており、一般的な県庁所在地くらいの実力をつけてきている。一方、先にブレイクした吉祥寺では、先端スポットの代名詞だった“東急裏”が飽和状態に達し、“近鉄裏”に地元通の遊び場が移ってきている。まさに新都心へと成長する、多摩の3大タウンの飲食事情を追った。

立川駅北口

毎日のように街の風景が変わる立川の変貌
駅直結フードテーマパーク「立川中華街」の成功

「昭和天皇記念館」オープンでパワーアップ必至

すでに実質100万都市にまで成長した町田市

 チェーン系に飽き足らない顧客が隠れ家個店に

 近鉄裏が地元の先端人、サブカル系らに人気

 新種の風俗かと疑われつつも粘り強く営業

 想像以上に変貌の中にチャンスが潜んでいる

取材・執筆  長浜淳之介 2005年02月26日

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