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2005.5.29

大都市に潤いをもたらすリバーサイド開発
 都市の景観を改良し、賑わいをつくり出す方法として、リバーサイド開発が注目されている。東京の隅田川を運行する水上バスは新しい観光ニーズを開拓しているし、目黒川沿いの散歩道にはカフェやブティックが立ち並び、桜の名所としても人気が高まっている。
名古屋の堀川や大阪の道頓堀川でも、水質を浄化し、川沿いに遊歩道を整備。オープンカフェなどを設置する動きが出ている。いまなぜ、リバーサイドなのか。その背景と飲食店が街の発展に果たす役割を探ってみた。
納屋橋
川に顔を向いた屋台村が名古屋中心部で営業
風俗街から飲食街に納屋橋はブラッシュアップ

リバーウォークで大阪を“水の都”に再生

水上バスとアサヒ飲食ビルが浅草を活性化

江戸からの伝統を継承してきた両国の底力

中目黒の発展に寄与、「オーガニック・カフェ」

目黒川リバーサイド圏でジンギスカンブーム発祥か
トレンド発信地がきれいに並ぶ渋谷川のルート
渋谷川・古川の下流、浜松町がブレイク間近か
川や水とのふれあいを大都市住民は求めている
取材・執筆  長浜淳之介 2005年05月29日

長浜 淳之介(ながはまじゅんのすけ)
フリージャーナリスト
兵庫県生まれ。同志社大学法学部卒業。出版社、業界紙の編集者、編集記者を経て、フリーのライター、編集者として独立。ニュービジネス、ニューマーケット、トレンドをつくり出す人と街、商品及び店舗の動向に関心を抱いている。フォーカスする分野は、飲食をはじめとする生活産業、ITを含むベンチャー・新規事業。最近はスローライフを会得すべく、国内・海外の田舎暮らし、歴史エッセーの分野も手掛けている。
共著に「図解ICタグビジネスのすべて」、プロデュースした書籍に「英国パブ浪漫」などがある。

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