2005.6.5 | |
セラヴィリゾートが経営する居酒屋チェーン「北の家族」の一部の店舗が、提供するメニューの表示について、去る5月25日、公正取引委員会より違反の疑いがあると警告を受けた。公正取引委員会によれば、チラシで宣伝した「十勝牛」を使ったメニューが実はアメリカ産牛肉であったり、「知床地鶏」を使ったメニューが実はブラジル産鶏肉であったりしたという。この6月中には、農林水産省が外食メニューの原産地表示に関するガイドラインをまとめるべく論議を進めている。外食の原産地表示に対して、国や消費者の目が厳しさを増すのは、必至の情勢である。 |
十勝牛はアメリカ産、知床鶏はブラジル産だった |
食べればわかる。食品偽装はもう隠し通せない |
北朝鮮産のアサリを小売店頭で見かけない怪現象 |
会社ぐるみでなく西日本事業本部が起こした問題 |
農林水産省が外食向け原産地表示ガイドライン策定 |
食材の生産者リストを公表する外食企業も現れた |
牛肉トレーサビリティ法に対応した焼肉レストラン |
代替ネタ、ティラピアの仕入価格はマダイより高い? |
価格競争から食の安全・安心への価値転換が必要 |
取材・執筆 長浜淳之介 2005年06月05日 |
長浜 淳之介(ながはまじゅんのすけ) |