昨年夏に突然、東京を中心に燃え上がったジンギスカンブーム。今年になってその勢いは加速し、毎日のようにどこかで新規開店がある、お祭りの状況になっていた。しかし、11月頃からさすがに顧客数の減少する店が目立ちはじめた。ジンギスカンがどちらかと言えば夏の食べ物であるということもあるが、都内では店舗数が飽和状態に近づいてきたとの声も、関係者から聞かれるようになってきた。どの店が淘汰され、どの店が生き残るかを探った。
取材・執筆 長浜淳之介 2005年12月11日