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第32回 2004年5月30日
 六本木の有名なダーツ・バー「モンキーズ」のビル1階に、炭焼と奄美料理の店「たまり場」が5月5日(水)オープンした。かねてより「モンキーズ」には芸能人が多く訪れており、「たまり場」には早くもサインが残されている。
赤提灯には「たまり場」の文字が見える
 「たまり場」が5月5日(水)六本木にオープンした。1日から3日までレセプションがあるということでお店を訪れたのだが、お客様がひっきりなしに出入りしていたので、やむなく取材を断念。少し落ち着いた20日(木)の早い時間に再び訪れた。

 「たまり場」は「モンキーズ」と同じ経営者で、オーナーは溜さん。
 店名は「人が集うところ」という「場所」の意味もあるようだが、そもそもはオーナーの姓「たまり」とお酒を飲む「BAR(バー)」を掛け合わせたものだという。

壁に芸能人のサインが書かれている
 その溜さんがお店を案内してくれた。
 壁には様々な芸能人からのお祝いが掲げられている。そしてお店のカウンター奥には早々と複数の芸能人のサインが書かれてあった。

 「ここは世界初の和風スポーツカフェです」と溜さん。ダーツはもちろんスポーツ全般をディスプレイで放映し、串焼きとお酒、そして奄美料理を提供してくれる。溜さんが奄美出身であり父が漁師であることから奄美の食材が随時入荷し、「本日のおすすめ」メニューには「パパイヤのたまり漬け」「奄美特産にんにく塩漬け」「損得なしの豚足煮」等が載っている。
 
 
 
奄美にて。右が溜オーナー / 200kgを超えるカジキマグロ / 海辺でくつろぐスタッフ達
 
 
損得なしの豚足煮 / さっぱりとしている鶏飯
 奄美では7〜8月に「赤いか」がとれるそうで、これが「甘くておいしい!」と掛け値なしのおすすめらしい。
 その他に運が良ければカジキマグロ等の旬の魚やいのしし、やぎの肉も「たまり場」で食べることが出来る。〆の1品としては「鶏飯」(けいはん)がある。卵と椎茸の千切り・鶏の炭火焼きとパパイヤの漬け物をご飯に載せて、鶏を24時間以上煮込んでつくった透明なスープをかける。

 九州の黒豚を使用した串焼きを用意し、串焼きの名店を参考に店作りをしたそうだ。フードは3時がラストオーダーとなっているが、炭に火が残っている間は串ものを出してくれるとのこと。
 
 
「たまり場」店内
 六本木で遊ぶ人々を惹きつけてきたダーツバー「モンキーズ」。そして小腹が空いたときに利用できる和風スポーツカフェ「たまり場」。ビルの1階と2階に両店が揃ったことにより〈六本木の新しい遊びスタイル〉ができあがった。


たまり場
住所:東京都港区六本木3−14−8 下条ビル1階
電話:03-5474-5101
営業時間:18:00-5:00
定休日:日曜日
URL:http://monkeys.jp
これがおすすめ:損得なしの豚足煮・鶏飯(けいはん)
 
 
 
 
取材・執筆 山越 龍二 2004年5月30日
 
 

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