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2009年10月3日
 メジャーリーグベースボールカフェで懐かしいマサに出会う。

 9/28、恵比寿ガーデンプレイスに開店した「MLBカフェ」。世界初のメジャーリーグ公認レストラン。日焼けサロンで成功し、カフェ「ニューズデリ」を約10年前に一世風靡させたサンライズジャパンが経営しています。

 不況の救世主となりそうなサッポロ「麦とホップ樽詰」の試飲会でMLBカフェに初めて訪問し、その際に、懐かしい長坂将志氏、マサに再開しました。長坂氏は現在、サンライズジャパンの総料理長を務めるとともに、同社の飲食事業の総責任者です。

 長坂氏は、フレンチの重鎮「シェイノ」井上旭シェフの下で学び、渡米。ロサンジェルスでグローバル・ダイニングが経営する「ラ・ボエム」の厨入った後に、同じくグローバルで働く、中村文裕氏と共に独立し、「フーミーズグリル」や「カーディナス」を出店し、2000年前後にカリフォルニア・キュイジーヌのブームを作りました。

 その後、中村氏と袂を分かち、自分で店を出したりしていましたが、どうしたのかと気になっていたところで先日、MLBカフェでお会いしてビックリしました。自分の店は売却し、サンライズジャパンに入社したそうです。懐かしくて、10/2にも食事に行ってしまいました。

 最初の1ヶ月は、HPも作らず、広告も行わず、ゆっくり店を仕上げていくソフトオープンだそうです。3階建の一軒家で、1階がカフェ、2階が吹き抜けのダイニング、3階がVIP個室。2階の吹き抜けに設けられた円形の壁一面に、メジャーリーグの映像が映し出され、圧巻です。ウェディングも販売していくのでしょう。

 今、カリフォルニア・キュイジーヌは正直言って、忘れられている感があります。しかし、ハンバーガーは人気です。10月にはハワイで人気の「テディーズ・ビッガー・バーガーズ」が原宿に上陸します。

 カジュアルなカリフォルニア・キュイジーヌは、ボリュームと価格のリーズナブルさで今の不況に合った料理のような気がします。まして、大リーグで活躍する日本人選手も多数います。マサには頑張ってもらって、もう一花咲かせて欲しいですね。

(安田 正明)
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