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西京味噌で作る京都もつ鍋「もつ吉」、東京・荻窪に誕生。モツ鍋の最終進化か。

2010.11.9
「京風もつ鍋・お豆腐・お野菜・おばんざい 和食もつ吉」荻窪本店が10/28(木)オープンした。運営するのは、株式会社センチュリオン(東京渋谷区 西川将史代表)。元々とらふぐ亭の居抜き物件を引受けた株式会社サブライムから物件譲渡してもらう形でスタートした。ウリは、西京味噌でつくる京都もつ鍋だ。それだけではなく、「和食をリーズナブルに食べさせ、現在の外食産業の抱える価格競争などで食への意識がおざなりになっている中、もう一度原点に戻り、本来の食のあるべき姿を追及したい」と西川氏は話す。
 その言葉の通り料理長は、なだ万出身だけあり料理には絶対の自信があり、嗜好性の高い人ほど満足できる内容となっている。料理のレベルの高さは随所に見られ、ダシの味を分かりやすく感じてもらうためにお通しに茶碗蒸しを提供する姿勢にも表れている。また醤油をかける必要のないしっかりとした和ダシの味がするだし巻き卵は絶品。もちろんもつ鍋は西京味噌をベースにコクのある味わいをもち、最後にほんのり香る柚が次々と箸を進める。

■「京風もつ鍋・お豆腐・お野菜・おばんざい 和食もつ吉」
東京都杉並区上荻1-10-4 廣瀬ビル1F
電話:03-3392-8606
営業時間:17:00〜24:00
客単価:3,500円 
席数:64席


自慢の西京味噌のもつ鍋。


〆雑炊は牛骨スープでわる。


ダシの味が一番分かる茶碗蒸がお通し。


自家製の豆腐を使ったサラダ。


外観。


店内は個室が多い。


西川将史氏(右)。