・「ティフィンを飲んで当てよう オリジナルタグ 愛犬グランプリ2008」
ドッグカフェとは、近年のペットブームを追い風に人気上昇中のペット(犬)同伴で入ることの出来るカフェ。首都圏には約200店が存在する。犬が同伴できるように工夫されているが、基本的には通常のカフェと変わらない。多くの店でオリジナルの犬専用メニューなどが設けられている。また、同じ愛犬家達が集まるので、客同士で会話が弾んだり、飼い犬に社交性を身につけさせることも出来る。
そんなドッグカフェで開催中の「ティフィンを飲んで当てよう オリジナルタグ 愛犬グランプリ2008」とは、キャンペーン実施店舗に設置されているティフィン専用POPに記載のQRコードを使い、愛犬との写真とエピソードを応募、入賞者にオリジナルドッグタグが当たる、という愛犬家の心をくすぐる内容。
今回キャンペーン対象製品になっている「ティフィン」は、ドイツ生まれの紅茶リキュール。その名前は古典英語の「TEA(ティー)」と「MUFFIN(マフィン)」を組み合せたものに由来し、「お茶とケーキ」を意味している。ちなみに女性に人気の高いカルーアミルクでお馴染みのカルーアは、コーヒーリキュール。ありそうでなかった紅茶のリキュールは、少し新鮮な響き。それが「ティフィン」だ。
カルーア同様ミルクやオレンジといった定番のものや、カシスティーのようなものと割ると紅茶の風味を損なわないまま楽しめる。ほのかに香る紅茶の香りと、すっきりとした飲み心地。そして甘すぎない、絶妙な甘さが魅力だ。普段紅茶をよく飲む人や女性はもちろん、“カクテル=甘い”という考えからカクテルを飲まない人にも「ティフィン」を使ったカクテルなら飲みやすい。
新しくて、でも親しみやすい、飲んだら思わず誰かに教えたくなる美味しさの紅茶リキュール、「ティフィン」。そんな「ティフィン」が、口コミでじわじわと広がり、今、ドックカフェを中心に流行っているようだ。今回、取り扱っているお店をご紹介しよう。
・一店目は、「サムロータイレストラン&ドッグ・カフェ」
なぜ「ティフィン」のキャンペーンに参加しようと思ったのかを伺ってみると“麻布十番にある一店舗目との違いを出すために、カクテルの種類を多くしたかったということと、手軽にできるカクテルだと思ったからです”と話してくださったオーナーのジャーポアニッチ氏。
いつでも開かれたドアにすいこまれる
色とりどりの雑貨がならぶ
いつもドアが開かれていて、それに誘われるように店内へと一歩足を踏み入れると、オーナー自ら外国で買い付けたという可愛らしい食器や照明、小型犬用の洋服などが並ぶ。これら全てディスプレイとしてだけでなく販売しているのだという。
どれも可愛らしく、見ているだけで楽しい。客層はどちらかといえば女性が多く、「ティフィン」を頼む方も女性が多いそうだ。また、この店には日本人はもちろん、タイや、英語圏といった様々な国出身の人が集まる。時には同じ空間で数ヶ国語が飛び交うことも。
英語表記のメニューも
ドッグ・カフェとしてだけでなく、雑貨屋、お客様が楽器を持ち込んで行うイベントの場、ギャラリー、といった様々な顔を持つ「サムロータイレストラン&カフェ」では“柔軟性を大事にしています。例えば、辛くないものを、と言われたら辛さを調節してお出ししたり”しているという。
そもそもこのお店は通常のレストラン&カフェだったが、お客様の要望に柔軟に対応しドッグ・カフェになったとのこと。
“これからは、もっとイベントを増やしていきたい。「おいしいものプラス、何か」を提供し、皆が楽しめる、ここに来れば何かある、そんな場所を目指したい”そう語るジャーポアニッチ氏の目はキラキラと輝いていた。
・二店目は、ドッグカフェ「cafe Birdie-NaNa」
“うちがドッグ・カフェだということと、「ティフィン」を飲んで、さらに他のお酒も楽しんで頂けたらと思って”とキャンペーンに参加した理由を、吉本氏が話してくれた。
店内の大きな窓からは暖かな日差しが入り、緑豊かな駒沢公園が目の前に広がる。その景色は、時を忘れて思わずボーっと眺めてしまいたくなるほどだ。公園が近いこともあってか、お散歩の途中に利用するワンちゃん連れの方が多いので、ドッグ・カフェにしたという。
左:ティフィンミルク 右:ティフィンオレンジ
ビビットなピンクの看板と大きな窓が印象的
店内の一角のスペースが埋まってしまうほど、この店に訪れたワンちゃんの写真がぎっしりと貼られている。ドッグメニューもあり、しかもボリュームたっぷりなのも嬉しい。また、二階にはDJブースやテレビが用意されている。夜にはお客様からの要望で立食パーティやワンちゃんのバースデーパーティなどが行われることもあり、昼とはまた違った雰囲気が楽しめる。
10代の学生から80代までと、幅広い年齢層の方が訪れるこの店の料理は“国産のものを使い、加工食品に頼らずに一から作ることを大事にしている”と吉本氏。お客様を第一と考えているからこそのこだわりだ。接客しているスタッフからにじみ出る優しさに思わず納得した。
“出来る範囲でNOと言わない接客を心がけています”お客様のことをここまで考えてくれるお店はなかなかないだろう。これから先、もっともっとお客様、つまり私達との距離が近い店となりそうだ。
・ドッグカフェには紅茶好きが多い
ここで、ティフィンの輸入代行をしているサントリーに今日のプロモーションの意図を聞いてみた。
「サントリーは4年程前、ドイツ原産の「ティフィン」という紅茶のお酒の輸入販売をスタートした。紅茶のリキュールであるティフィンは、大の紅茶愛好家であったドイツのリーマーシュミット氏が20年以上の歳月をかけ、研究に研究を重ね完成させました。そんなティフィンはすぐに大反響となり、町中の至る所でティフィンが飲まれ、その日の消費量が当時の生産技術では追いつかないくらい、予想していた量をはるかに超えて飲まれたそうです」
そんなエピソードをサントリー株式会社 洋酒事業部の輸入酒部の山下欧里氏が話してくれた。
このような歴史のある「ティフィン」を使ったカクテルを提供している店として、先ほどご紹介した二店とも“ドッグ・カフェ”である。「ティフィン」の輸入販売会社であるサントリーは、なぜドッグ・カフェを中心にプロモーションをしようと考えたのだろうか。
「ドッグ・カフェ以外のカフェや、喫茶店で主に飲まれているのはコーヒーです。また、全国展開しているチェーンのコーヒー店は多いが、紅茶を売りにした店は多くはない。その一方、ドッグ・カフェでは通常のカフェや喫茶店よりも紅茶が好まれる傾向にある。さらに来店客の女性比率が半数以上を占めていること、また通常カフェと多少異なりランチはもとよりディナーとして食事をメイン利用する方が多い事が独自の調査でわかりました。そういった特徴を持つドッグ・カフェだからこそ、紅茶のお酒「ティフィン」の魅力がより一層伝わりやすいと考えました。」と山下氏は笑顔で語ってくれた。
紅茶好きの方はもちろん、ゆっくりとした時間を楽しみたい方、お酒が好きな方にぜひ「ティフィン」を、ドッグカフェをきっかけとしてそれ以外のお店で試して頂きたい。