フードリンクレポート


3タイプから選べる柔軟な出店形式。
クレープ業界の革命“とろけるクレープ”で世界征服! 
株式会社モミアンドトイ・エンターテイメント(7−4)

2010.2.25
“とろけるクレープ”をブランドにクレープ業界で大躍進中の株式会社モミアンドトイ・エンターテイメント。会社設立からわずか5年足らずで52店舗のクレープ専門店「MOMI&TOY'S(モミアンドトイズ)」を展開、昨年には初めての海外進出となる台湾への出店も果たす。従来のフランチャイズの概念を取り払い、ブランディングパートナーと呼ぶ外部パートナーとの出店戦略。とろけるような食感とブーケのようなビジュアルのクレープ。この不況下でもますます勢いに乗る同社の成功の秘密に迫る。7回シリーズの第4回目。


トレーラー車両を店舗として商業施設内に設置し、厨房エリアとして利用。

3タイプから選べる柔軟な出店形式

 出店形式が選べるのもオーナーにとっては魅力。同社では、モバイルタイプ、ハイブリッドタイプ、インテナントタイプという3種類の出店形式があり、立地、資金の都合により最適なプランを選ぶことができる。

 前述したモバイルタイプは、同社が開発したオリジナルのトレーラー車両(1台250万円)を利用した店舗。わずかなスペースでも出店が可能。


モバイルタイプのメルサ自由が丘パート2店。メルサに隣接して設置。

 インテナントタイプはその名の通り、商業施設などの中のテナントとして出店する方法。


横浜駅直結の地下街に昨年12月オープンした横浜ザ・ダイヤモンド店。


メインストリートに面し、一日中絶えず人通りの多い好立地。


横浜ザ・ダイヤモンド店ではテイクアウト需要が多いため、すぐ持ち帰ることができるよう、あらかじめエアラップ(後述)で梱包されたこの店舗オリジナルのクレープがショーケースに並ぶ。

 その両者の中間にあたるのがハイブリッドタイプ。トレーラー車両を店舗として商業施設内に設置し、厨房エリアとして利用。テナント区画内のトレーラー以外のスペースは、ベンチなどを配置して飲食スペースとして活用する方法。屋内にも関わらず、屋外の街角のように演出されるため、商業施設側からハイブリッドタイプでの出店をリクエストされることもあるという。


今年1月オープンしたばかりのハイブリッドタイプのイオン北戸田店。


テナント区画内には、トレーラーと飲食スペースとし てベンチが配置されている。


一般的なテナントが並ぶ中にあると、立体的なトレーラーと飲食スペースがある区画は目を引く。

 現在、この3タイプは1:1:1の割合で出店しているという。


【取材・執筆】 村田 麻未(むらた あさみ) 2010年2月12日取材