フードリンクレポート


福岡食材で、NYトップシェフが料理バトル。
〜ニューヨーク国際レストラン&フードショー開催、日本の食材をアメリカに売り込め!〜(3−3)

2010.3.28
ここ近年、アジアビジネスをしていたメーカーや企業が挙ってアメリカに目をむき始めた。それは、商品を世界にPRするための速さはやはりニューヨークだということに気づき始めたからだ。JETROやクレア(自治体国際化協会)も民間と共に乗り出すほどの勢いである。果たしてその真相とは?3回シリーズの第3回目。


興味深く福岡食材の料理を試食をするアメリカ人。

福岡食材で、NYトップシェフが料理バトル

今回は新しい試みとして、館内中央に専用ステージを設けて、ここで県産品をPRできるというが開催された。


福岡県産の食材を使ってのNYトップシェフによる料理バトル。

一番の盛り上がりを見せたのは福岡県産の食材を使ってのNYトップシェフによる料理バトル。福岡県唐泊漁港で取れた天然のヒラスとサワラを使い初めて見る食材にアメリカ人たちは興味津々であった。


HAKATATONTON料理長Koji Hagiharaシェフ。


数多くの質問が飛び交う。


ヒラスカルパッチョ アメリカンスタイル。鶴味噌のYUZU味噌、オレンジ、やまや明太子ソース 


鰆のタタキ 旬の野菜と博多2種ソース(YUZUSUKO香味ソース・ごま味噌ソース)。


鰆の味噌焼き 柚子酢味噌とカカオマスのコラボレーション


BLT Fish料理長Reflection IsraelシェフとHAKATATONTON料理長Koji Hagiharaシェフ。

 このジャパンブースのイベント。すでに来年度も官民で共催するのが決定している。世界中で行われているレストランショーは数多くあるが、やはり情報の速さはニューヨークが群を抜いているとこを実証したイベントであったことは間違いない。日本の食材ブームがますます過熱しているアメリカ。一度当たれば巨大なマーケットがそこにはある。


【取材・執筆】  ヒミ*オカジマ 2010年3月10日執筆
会話人、作家、HAKATA TONTONオーナー。New York在住。福岡出身。NYと日本にてレストランを経営する傍ら、『美人トーキング塾』を主催。「会話(言葉)で人生を美しく」をモチーフに多くの人たちを内面から綺麗にしていき、人生を開花させている。そんな彼の人気Blog「ニューヨークより愛を込めて」は、http://ameblo.jp/himiokajima/にて連載中。