・アフリカの主食
南アフリカの主食はパップ。パップはとうもろこしの粉をお湯にとかし、煮込んだものでマッシュポテトのようにしっとりしているという。これを煮込み料理と一緒に、またはスープにひたしたりしてに食べる。
アフリカは全53カ国あるがその西側に位置するアフリカ最大の人口を有するナイジェリア(人口約1億4800万人)、ここではヤム芋という現地の根菜類をの粉を水と練った「フ−フ−」がある。浜松町のアフリカンレストラン「ガラバッシュ」ではこのフーフーとアフリカ原産の「オクラ」をつかったシチューがあわせていただける。上の写真はエグシというスイカに似た野菜をすりつぶし干し魚の出汁で煮込んだエグシシチューとフーフーの組み合わせ。
アフリカは、乾燥した気候で作物も育ちにくいアフリカでは、保存性の高いでんぷん質の乾燥した粉が長く重宝されてきた。パップやフーフーが食べられているのはそういった所以である。
又、日本でも馴染みのある「クスクス」は、世界最高といわれるパスタで水と硬質小麦のデュラル小麦でできている。アフリカ北西部のモロッコなどアラブ諸国が発祥の地とされ、よく食べられている。日本でもクスクスはアフリカからだけではなく、フランスなどからも広く輸入されていてスーパーでも扱うところがあり、比較的購入しやすい身近なアフリカ食材となっている。都内のイタリアンレストランなどでも前菜や、メインディッシュの添え物にピンポイントで使用されることが多い。