・“世界一の朝食”を謳う「bills」が横浜に
1993年シドニーにオープン以降、国内外問わず高く評価されている「bills」。“世界一の朝食”と称され、「オーストラリアの朝食文化を変えた」と言われるほどの影響力を誇る。世界に5店舗を展開し、日本に2008年3月オープンした「bills」七里ガ浜店は23万人以上が訪れている人気店となった。さらに今年3月27日、国内2号店の「bills」横浜赤レンガ倉庫をオープンした。
「bills」横浜赤レンガ倉庫は、居心地の良いラウンジをイメージ。
横浜の港を見渡せる席も用意。
“週末を過ごす別荘”というコンセプトの七里ヶ浜とは趣きを変え、横浜赤レンガ倉庫は“自宅のリビングのように落ち着けるラウンジ”をイメージした作りに。さらに場所の雰囲気に合わせたオリジナルメニューもある。
4種のベリーを使った「ベリーベリーパンケーキ」(1200円)。
「リコッタパンケーキ w/フレッシュバナナ、ハニ−コームバター」(1400円)。
横浜の朝の新名所を目指し、開店は赤レンガ倉庫内で最も早い時間に設定。「七里ヶ浜は8時オープンなので、テナントの所有者とも協議の上、9時開店にしました。『bills』は僕のライフスタイルを体現するお店だと考え、立地やその場の持つ空気感、フィーリングといったものが重要だと考えています。日本でももっと朝食を愉しむという文化が拡がってくれれば、健康的で良いのではないかと思いますね」(「bills」ビル・グレンジャー氏)
多大な影響力を持つレストラン「bills」の創始者ビル・グレンジャー氏。
(c) Masahiro Okamura
3月27日のオープン初日の9時には“世界一の朝食”を求め、横浜赤レンガの前に異例の80人以上の長蛇の列。“朝食”をメインにしたレストランはハワイからも上陸。舶来モノの朝食文化は日本に新風を巻き起こしていた。