・専門業態:日本再生酒場、楊州商人、魚真、buchi
■長谷川 勉氏(有限会社エムファクトリー 代表取締役)
安心安全はもちろんの事、価格を下げないで勝負できるだけの品質の商品を提供していく事を根本としている。変化としては、美容・健康等の観点から、ホルモン業態・ハヤシライス業態共に女性客が多い。趣味嗜好品に関しての関心や金銭感覚は、下がる事はないのだと感じている。
食中毒に注意している。食材の管理を徹底している。高崎の工場は非常に清潔感があり、食肉を扱う工場とは思えないぐらい綺麗にしている。
→有限会社エムファクトリー 「日本再生酒場」「い志井」など
■三好 比呂己氏(株式会社ホイッスル三好 代表取締役)
三好 比呂己氏。
お客様は安さを今も求めている。麺50%増量キャンペーンを行ってヒットした。値段を下げるんじゃなくてお得感をつけるキャンペーンにしたい。週替わりラーメンランチを始める。ウチのラーメンは30種以上あるので、週替わりにするといろんなラーメンが食べられる。お客様はいつも同じものしか食べないので、良いキャンペーンになりそう。
お客様が来てくれると逆に飽きがくる。もしかすると、味じゃないと思い始めた。大勝軒のラーメンはパサパサしているけど未だに並んでいる。個人で新しい店をやろうかと考えている。会社でやって広げるとか広げないとかじゃなくて、うちの家族だけでいい店を実験店として作りたい。
→株式会社ホイッスル三好 「楊州商人」
■加世井 眞次氏(株式会社シン 代表取締役)
以前と比較すると、各店の客単価は落ちてきている。追加ドリンクの数も少なくなったし、高価なメニューを注文しなくなってきている。どちらかと言うとアルコール比率が下がっている。原因は、スーパーで購入できる物を店で売っていること。お客様も、スーパーで200〜300円で買える物を500〜600円出してなかなか買う気にはならないのではないか?各店の勢いも、依然と比較すると落ちてきている。似たような店が増えてきたからだと思うが、特に焦りはない。本当に新鮮な美味しい魚を、きちんとした価格で商売していれば、時代が変わった時にもお客さんは付いてきて来ると考える。
飲酒人口が減ってきているので、店のドリンク比率を維持する努力は必要かもしれないただ、外食比率は下がるというより、変わらない、ないし上がるであろうから、そこまでお店の売上が変わる事は無いのではないか?同業態が増えてきているので、全体の市場規模を見て考えた時に取り残されないようにする事は重要だと思う。
→株式会社シン 「魚真」
■東井 隆氏(株式会社東美 代表取締役)
東井 隆氏。
いい日と悪い日の差が激しくて、今は不安定な感じ。前年を上回る店もあるし、割ってる店もある。景気が良くなったとは感じてない。
4〜5千円の店をやっていきたい。2〜3千円はやりたくない。その中で生き残っていきたい。景気が回復した時には、出店を考えている。安い業態に飽きる時がこれからくる。居抜きが増えているが、居心地のいいもの、本物を作っていく。景気の回復とともに来るんじゃないかな。そのために人も補充している。今はできるだけいいスタッフを囲うこと、それを回せる利益効率を作っていくこと。
→株式会社東美 「buchi」「金菜」など