
・居酒屋市場は20年で3割無くなる
第二部は「居酒屋業界について考える」と題して、ゼットン稲本健一氏の司会の下、外食企業経営者10名、外食メディア6名の計16名による大規模なパネルシスカッションが開催された。五十音順に、大倉忠司氏(鳥貴族)、大嶋啓介氏(てっぺん)、河原成美氏(力の源カンパニー)、中島武氏(際コーポレーション)、中村悌二氏(カゲン)、別府治幸氏(アーバン)、松村厚久氏(ダイヤモンドダイニング)、安田久氏(HYシステム)、米山久氏(APカンパニー)。外食メディアは、大澤哲氏(月刊食堂)、亀高斉氏(近代食堂)、佐藤こうぞう氏(フードスタジアム)、千葉哲幸氏(商業界)、三橋真央氏(日経レストラン)、そして、安田正明(フードリンク)。

総勢16名による大規模なパネルシスカッション。

参加者は約600名。
地域活性活動について、中島武氏(際コーポレーション)が「地域活性化は大切。東京だけが日本じゃない。地域ならではの商品を作るのはいいこと」と発言。食べ歩きイベントなど、地方活性化への貢献を高く評価した。
『日経レストラン』の特集にあった「少子化や若者のアルコール離れにより、居酒屋市場は今後20年で3割が無くなる」という危機感を指摘する声が上がった。
●低価格居酒屋の人気が続くとは思ってなかった。お客さんもつられて吸い込まれていく。これがスタンダードになると、個店には非常に厳しい。
●料理全体のレベルが上がっている半面、他店と違う料理に出会うことが減った
●産直も3年前はウケたが、今はどこも産直。
●アフター5に、スポーツクラブ、DVDなど色んなライフスタイルが出てきて居酒屋を脅かしている。
安田久氏(HYシステム)が「市場が小さくなったんじゃなくて、お客に魅力的な飲食業界じゃなくなってきたから。人と違うものに力を入れて、俺はとんがっていきたい」と会場に活を入れた。
この厳しい状況下で生き残るためには、オリジナリティ。皆と違うことをする勇気が必要との認識でパネラーは一致。