・ヘルシー派のニューヨーカーに大好評。加速するハマスブーム
ニューヨーカーのヘルシー志向は有名ですが、そんなニューヨーカーに受け入れられ、ここ数年市民権を得たのがハマス(hummus)。地中海エリアでよく食べられているはひよこ豆(ガルバンゾ豆)をペースト状にした食べ物。高たんぱくで低カロリー。パンやクラッカー、野菜のディップとして食べるのが一般的です。サンドイッチなどに使うとボリューム感も出て、満足感もあります。何より、コクのあるペーストはクセになる美味しさです。
そんなハマス専門店がチェーン展開を始めています。現在マンハッタンに3店舗を構える「nanoosh」。オーガニック、オールナチュラルが売りです。訪れたアッパーウェスト店は、30席ほど。明るく、シンプルかつお洒落な店内は、幅広い客層ですが、特に若い女性に人気です。
「nanoosh」WEST SIDE店 外観。
「nanoosh」WEST SIDE店 店内。
メニューは、ピタパンがセットになったハマスの他、ハマスが入ったラップサンドやサラダなど。野菜がたくさんとれるメニューが多く、ヘルシー感たっぷりです。
私が選んだのは、店名の付いた「Hummus Nanoosh」($11.95)。牛ひき肉と玉ネギ、マッシュルームをスパイスで炒めた具材が添えられたもの。ハマスは、ベーシックなハマスと、白胡麻をふんだんに使ったタヒニという練り胡麻が入ったハマスのどちらかを選べます。サラダは「Nahoosh Garden Salad」($9.25)で、ローストした枝豆がたくさん入っていて、まさに豆づくし。
「Nahoosh Garden Salad」(左)と「Hummus Nanoosh」(手前)
ピタにたっぷり付けて食べるとボリューム満点。
ハマス入りラップを食べる年配夫婦。高齢者にも好評。
ビーガン(菜食主義者)も食べられる料理とは思えない程、濃厚なコクがあって、止まらない美味しさでした。通いたくなるお店でした。
→「Nanoosh」