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人気ジャーナリストに取材され、初月から黒字。
~北米全土で「Ramen JINYA」FC展開スタート。~(4-1)
高橋知憲氏 株式会社ラ・ブレア ダイニング 代表取締役

2011.4.22
昨年7月、米ビバリーヒルズに開店させたトンコツラーメン「Ramen JINYA」が人気のラ・ブレア ダイニング。10月には炉端焼「Robata JINYA」も近隣にオープンさせた。FC展開の準備が整い、6月にはバンクーバーにFC1号店が誕生する。4回シリーズ。レポートは安田正明。


高橋知憲氏。家族ともどもロサンゼルスに住む。

人気ジャーナリストに取材され、初月から黒字

 高橋氏は学生時代からの憧れだったロサンゼルスに店を開くという夢を実現させた。2010年7月にトンコツラーメンが主の「Ramen JINYA」(11239 Ventura Blvd. Studio City,CA)、10月に野菜の炉端焼が主の「Robata JINYA」(8050 W.3rd St,Los Angeles,CA)と2店を立て続けにオープンさせた。

「ラーメンは予想以上に好調です。オープンして1週間後に『LA WEEKLY』という雑誌で有名グルメジャーナリストのジョナサン・ゴールドさんが取り上げてくれ、次の日から毎日行列が出来ました。初月から黒字です。彼が書くとどんな店も流行ると言われています。新聞が力を持っています。テレビは意外に効果が少ない。ラジオの方が集客力がありますね。皆さんPR会社を使って書いてもらおうと仕掛けていますが、それでもなかなか来ない。彼が書くと3ヶ月間は流行ると言われています。僕らは出たのも知らなかったんです。お客さんに、お前らスゴいことになってるよと言われて気付きました」と高橋氏。


『LA WEEKLY』に掲載された「Ramen JINYA」の記事。記事を額に入れて装丁してくれる業者がいる。

「炉端は毎月1万ドルずつ売上が上乗せされています。米国の外食は目的来店が基本。なので、黒字になるのに1年以上かかります。オープンして黒字が待てず撤退するところが多いんです。日本は直ぐにピークを迎え、あとは下がっていきますが、逆ですね。」

「通常のオープンでは広告を出したりしません。最初から忙しくなると、料理が出ない、サービスがマズい、とクレームになり命取りです。静かに何も言わずソフトオープンさせて、1ヶ月後にグランドオープンとします。炉端は春には店は完成していました。前を通る人がいつオープンするんだ?と待っていた感じです。先にラーメンで『JINYA』という名前が出ていたので、ラーメンのお客さんが炉端に来たし、近くの人がやっとオープンしたとやってきてくれました。」

「実は、リカーライセンスが取れずに待っていたんです。家賃はオープンするまで払わないという契約で入ったのでウチも焦らなかった。ラーメンをオープンさせて直ぐに忙しくなったので、都合よく炉端用にとっておいたスタッフもラーメンに呼んで全員でやりました。」


【取材・執筆】 安田 正明(やすだ まさあき)  2011年4月18日取材