今はや ~今流行っているお店~
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男性の多さ、幅広い年齢層が裏付ける人気。
「maru」
(東京・八丁堀/バル)
第16回 2011年4月4日今流行っている店は、どんな店?なぜ流行っているのか?実際に営業中に店を訪れ検証。「次に流行る店」=“次はや”に対して“今はや”。流行りの店の秘密をレポート!

1~3階まで満席の大賑わい。ワインのボトルがどんどん空く。(2階の様子)
ワインを店内に陳列し、ワインショップ感覚で選んだワインを格安で提供するスタイルは、もはや定着したが、その先駆け的存在がこの「maru」ではないだろうか。元々経営している酒屋でのボトルの小売価格プラス500円で、1階の立ち飲み、2階、3階の店で食事と一緒に楽しめる。元々は、酒屋。立ち飲みスペース、2階、3階と人気と共に店を拡大していった。現在のワイン食堂、バルブームが始まるずっと前、もう10年以上前から人気の店だ。
訪れたのは木曜の夜。8時半を過ぎていたが、2階のフロアも3階のフロアも満席。震災から3週間が経とうとしていたが、まだ客入りも戻らない飲食店が多い中、この人気だ。仕方なく、1階まで下り、立ち飲みをしながら待つことにした。
1階の立ち飲みスペースも、ようやく2名分のスペースが確保できるくらいの盛況振り。驚いたのは、男性の割合の多さ。約8割は男性で40代前後が中心だった。

1階の立ち飲みスペース。隙間なく、人が立ち並ぶ。
立ち飲みらしく、グラスワインも料理も他のフロアよりは低めの価格設定。気軽に楽しめる。

1階のグラスワインリスト。

料理との組み合わせも提案。
マリアージュのリストもあったが、具体的な価格付きのメニューでなかったのが謎。メニュー変更にも対応できるようにだろうか。スタッフによれば、1~3階のメニューは異なり、1階で注文したからと言って、2階、3階へ持ち込むことはできないとのこと。例え、2階や3階の空席待ちで1階にいたとしても、精算してから2階、3階へ移動しなくてはならない。

1階でオーダーした「信州りんご牛ローストビーフ」(1000円)
私たちもオーダーしたローストビーフが来る前に3階に空席が出て呼ばれてしまい、大慌てで食べる羽目に。キャンセルも持ち込みもできないと、かなり強い調子で言われて、唯一それが残念な点だった。
9時過ぎでも3階は満席。グループやカップル客で賑わっていた。

こちらも、男性の多さ、年齢層の高さが目を引いた。

カウンターでも、男性が赤ワイン片手に盛り上がっていた。

3階カウンター内。
料理は、肉や魚を中心にワインに合うメニューが並ぶ。●●産という名が付く、素材にこだわった料理が多く、満足度は高い。「フォアグラのポワレとテリーヌ」、「カキとアンディーブの温製サラダ」、「信州リンゴ牛とフォアグラのロッシーニ風」など、バルというよりはビストロ的な手の込んだメニューも。

本日のオススメメニュー。

「淡路産天然真鯛のカルパッチョ」(780円)

「初カツオのタタキと焼きナスのマリネ」(680円)

炭火焼きも自慢料理。
「西京味噌でマリネしたフランス産鴨胸肉のねぎ間串」(300円/左)と
「国産鶏白レバー串」(300円/右)

色とりどりの野菜が並ぶ「有機野菜の鉄板焼き」(980円)も満足度が高い。
ワインは、希望を伝えると、スタッフが2~3本の候補をテーブルに持ってきてくれる。1本、1本説明をしてくれるので、価格と併せて検討できる。店内にあるワインが並ぶ棚から選ぶのも楽しい。

値札+500円で飲める。

テーブルで各自が注いで気軽に楽しむ。
パスタやリゾット、パエリアなどが揃っているのも嬉しい。

「アマトリチャーナ」
ワインは、酒屋というだけあってコストパフォーマンスは高い。値打ちなワインと、バルに留まらないボリューム、内容の料理。男性に、そして幅広い年齢層から支持さえるのも頷ける。ワイン食堂が増えつつある八丁堀エリアだが、この先もその中心的存在であり続けるだろう。
■店舗情報
「maru」
住所:東京都中央区八丁堀3-22-10 2F
電話:03-3552-4477
営業時間:17:00~23:00
土日祝休
【取材・執筆】村田 麻未(むらた あさみ ) 2011年3月31日取材
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