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今はや ~今流行っているお店~
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1650円のオムライスに並ぶ?
「たいめいけん」
(東京・日本橋/洋食)

第20回 2011年5月11日

今流行っている店は、どんな店?なぜ流行っているのか?実際に営業中に店を訪れ検証。「次に流行る店」=“次はや”に対して“今はや”。流行りの店の秘密をレポート!


1650円の名物オムライス。洋食の老舗は、いかに人気を維持しているのか?

 今回は洋食の老舗「たいめいけん」。創業は昭和6年。現在の3代目はテレビでも活躍し、コンビニとのコラボ商品の開発やJALの機内食での採用など、店舗のみならず知名度は高い。店は、今だに連日行列の絶えない人気である。

 訪れたのは、平日のランチタイム。12時ちょっと前に店に着くと、既に行列。この日は、店を離れる13時頃まで常に10~20人がの列があり、ウェイティングがなくなることはなかった。店舗は1階と2階に分かれており、2階は白いテーブルクロスが敷かれる本格的な洋食で価格帯も高い。1階の方が雰囲気もカジュアル。とはいえ、1階でも看板メニューのオムライスは1650円と、かなりお高め。列で並んでいると、2階なら待ち時間無しで座れますと何度もアナウンスがあった。


平日も休日も行列が絶えない人気店。


2階は、価格も本格的。

 列の最後尾に付いたが、入れ替えは早く10分程度で入店。奥にキッチンがあり、活気のある店内。ランチをとるサラリーマン客も目立つ。


店内。


大きく開いたキッチンからも活気が伝わる。

 一皿1500円以上のメニューが並ぶ店でランチなんて豪勢な、と思ったが、平日は、特選ランチメニューがあり、880円で提供されている。7割くらいの人がランチを注文していたようだった。立地からしたら、1000円を切るランチはお値打ち感がある。しかも有名店だ。盛況の意味も納得である。


平日の特選ランチメニュー。

 オムライスの半分の価格設定。逆にオムライスへの期待が高まり、名物の「オムライス」(1650円)を注文した。周りを見渡すと、意外にラーメンを食べている人も多かった。たいめいけん特製らーめん(680円~)も人気メニューのようだ。


ラーメンも人気メニュー。

 提供時間も短く、7~8分でオムライスが運ばれてきた。名物だけあって芸術的なオムライス。表面はなめらかで美しく、形も素晴らしい。ふわふわに仕上げられた卵部分は、中を割るととろっと半熟になっていて、ケチャップライス(ハムライスというらしい)と一緒に口へ運ぶと濃厚に混ざり合う。ケチャップも凝縮したトマトが深い味わい。



 しかし、これは1650円だろうか。どう考えても、隣のテーブルに出ている特選ランチを2回食べに来た方が満足するような気がする。

 接客にも疑問が。周囲のテーブルでは、スープとサラダが出ており、ランチのセットメニューかと思いきや、私には運ばれてこなかった。他のテーブルでの店員の話に耳を澄ますと、オプションでボルシチとコールスローがそれぞれ50円で付けられるそうだ。そんなことは一言も聞いていない。メニューにも明記されていなかったように思う。少なくとも気付くようには。


“たいめいけんの洋食”を目当てに集ま人々。

 全体的な無愛想な感じも重なって、余計1650円が高く感じてしまった。大半が880円のランチを食べているのにまた納得した。“日本橋にたいめいけんのオムライスを食べに行く”にはいいかもしれない。


■店舗情報
「たいめいけん」(1F)
住所:東京都中央区日本橋1丁目12-10
電話: 03-3271-2463
営業時間: 平日・土曜11:00~21:00(20:30 ラストオーダー)
       日曜・祝日11:00~20:30(20:00 ラストオーダー)
定休日:年始 1/1・2 休み

【取材・執筆】村田 麻未(むらた あさみ)  2011年5月10日取材


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