今はや ~今流行っているお店~
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どっぷりアメリカに浸るローストビーフの名店。
「ロウリーズ・ザ・プライムリブ」
(東京・赤坂/ローストビーフ)
第26回 2011年6月22日今流行っている店は、どんな店?なぜ流行っているのか?実際に営業中に店を訪れ検証。「次に流行る店」=“次はや”に対して“今はや”。流行りの店の秘密をレポート!

カッティングの資格を持ったシェフが、目の前で肉を切り分けてくれる。
ローストビーフと言ったら、この店だろう。1938年、アメリカロサンゼルスで創業した「ロウリーズ・ザ・プライムリブ」は、今やアメリカ4店舗、アジアで6店舗を展開する世界規模のブランド。日本では、東京と大阪に出店し、海外ブランドを多く展開するワンダーテーブルが運営している。そんなアメリカのローストビーフの老舗が日本に上陸し今年で10周年。節目を迎えた人気店を訪れた。
訪れたのは平日19時頃。赤坂、溜池山王に近い場所に大きいエントランスを構える。入り口からスケールが違う。

エントランス
中へ入るとまずホテルのロビーのようなソファセットのあるスペース。予約が確認されると案内係が地下のダイニングスペースへ案内してくれる。もともと2つのレストランがあった場所をぶち抜いたという店内は、圧倒されるほどのスケール。これだけでも驚きと感動がある。ちなみに、サンダル、タンクトップはNGとうドレスコードもある。アメリカらしい。

ダイニングスペースへとつながる階段。

10mあるという吹き抜けのメインダイニングは圧巻。

ダイニングスペースは、300席もある。
メインダイニングのテーブル席を囲むように、ボックスシートが囲む。イスの背もたれが高いので、視線はあまり気にならないが、不思議な配置である。
席に通されると、サーバーが挨拶に来た。アメリカらしく担当サーバー制なのだ。サーバーは女性で、白い襟の付いたワンピースで、後ろに大きな白いリボンの付いた制服。メイド風である。そして、なぜかスニーカー。これも日本離れしていて、いいのかもしれない。

後ろに大きなリボンが付いた制服。
周囲を見渡すと、早い時間からスタートしたであろうテーブルも多かった。50代くらいの男性と20~30代の女性の組み合わせや、男性同士3~4名のグループ、記念日を祝うカップルなど様々。総じて男性の年齢層は高めだった。金銭的余裕のある層が多いのだろう。ロサンゼルスの本店に行ったことがあり、日本でもという人もいるようだ。少し遅い時間になると、接待利用も見受けられた。広い店内だが、週前半の平日で7割ほどが埋まっていた。

男性客が多め。
メニューは、アラカルトもあるが、ローストビーフがメインとなるコースを頼んだ方が断然お得なため、ほとんどの客がコースを注文する。コース内容は明快でローストビーフのカットと量によって、値段が異なり、その他の品は同じ。5段階の価格設定となっている。これも、本場アメリカと同じスタイル。

カットによって3800~8000円まで価格が変わるコースメニュー。

前菜。サーモンとシュリンプカクテル。
サラダは、サーバーがテーブルの目の前でドレッシングと和えて仕上げてくれるのだが、そのパフォーマンスがいい。冷たく冷やし、サラダを入れたボウルを勢いよく回し、高い位置からドレッシングをたらし混ぜていく。豪快で楽しい演出だ。

回しながらかけるという“技” 何度も練習したという。

ドレッシングをたらした後は、さらに回しながら混ぜていく。

ボリューム満点のサラダ。

店オリジナルのシーゾナルペッパーはお好みで。

クラムチャウダー。
メインの登場となり、大きなワゴンが運ばれてきた。「シルバー」と呼ばれる銀色のカバーで覆われたワゴンの中では、肉が温められており、テーブルの前でカットされてサーブされる。

シルバーと呼ばれる、ワゴン。

内部もライトで照らされ、ローストビーフが光り輝き、期待感も膨らむ。
それぞれのカットによって厚みや切り方が決まっているのだが、それを正確にカットできるのがロウリーズのシェフ。ロウリーズオリジナルの資格があり、首からはその証拠にゴールドのメダルを下げている。豪快な肉の塊を正確に切り分け盛り付けていく様子は、ショーのようだ。

「カリフォルニア・カット」(コースで4500円)女性でも無理なく召し上がりいただけますとメニューに書いてあるが、結構なボリューム。

「イングリッシュ・カット」(コースで5000円)薄めのスライスが3枚。

「ダイヤモンド・ジム・ブレーディー・カット」(コースで8000円)厚みが3cm程ある。

西洋わさび、レフォールと(右)とレフォールをクリームと混ぜたもの(左)を好みで付ける。

ローストビーフの付けあわせに「ヨークシャープディング」
絶妙に焼き上げられたローストビーフは、目の前でカットしたてという満足感も手伝って、非常に美味しく味わえた。

デザートは「イングリッシュトライフル」

肉をカットするシェフに与えられるメダル。

エントランス脇には、ヒストリーを振り返るミュージアム的スペースも。

アメリカのレストランらしく、ウェイティングバーも充実。軽く食事もできる。
ローストビーフというメニューだけでなく、演出も雰囲気もスケールも、どっぷりとアメリカに浸れる時間だった。日本には無い空間を楽しめる店だ。
■店舗情報
ロウリーズ・ザ・プライムリブ
東京都港区赤坂2-17-22 赤坂ツインタワー東館1F・B1
電話:03-5114-8080
営業時間:ランチ 月~金 11:30~15:00(L.O.14:00)
ディナー 月~土 17:00~23:00(L.O.21:30)、日・祝 17:00~23:00(L.O.21:00)
定休日:無休
http://www.lawrys.jp/index.html
【取材・執筆】 村田 麻未(むらた あさみ) 2011年6月21日執筆
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