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豊富に揃ったワインに旬の野菜と自家製メニューがリーズナブルに楽しめるカジュアルフレンチ店
「VIN VERRE(ヴァンヴェール)」
(赤坂見附/旬の野菜料理、フランス料理)
第266回 2009年5月12日
自家製ソーセージで、ワインがすすむ。
重厚な扉を構えるヴァンヴェール入り口。
ビオワインが豊富に揃っているワインセラー。
ワインの種類はフランスとイタリアのワインを中心に世界中のワインが約100種類と豊富に取り揃えられている。赤坂でも取り扱っている店は数限られているという有機農法のブドウで作られたビオワイン(オーガニックワイン)も数多く取り扱っており、これを目当てに通うOLやサラリーマンも多い。
フレンチをカジュアルに楽しめるよう作られた店内。
「ワインに興味はあるけど……聞いたりするのは恥ずかしい」という人もソムリエにも気軽にワインの相談ができる。これもカジュアルフレンチの魅力の1つだろう。
トリップと豚足と豚の耳のトマト煮。
ヴァンヴェールで腕を振るう料理長は代官山の有名フレンチ店「マダム・トキ」で20年料理長を担当したという松本氏である。
細い方が、自家製メレゲーツ(子羊のソーセージ)細い方。太い方が、自家製フランクフルト。
充実したフードメニューは約30種類。ソーセージやピクルス、テリーヌ等、その他ほとんどのメニューが自家製のため、どれもこれもが同店でしか味わえない唯一無二の一品となっている。自家製のソーセージを一口味わえば口の中に広がるジューシー感、鼻に広がる香辛料の香りについついワインがすすんでしまう。
人気メニューの「小エビのカダイフ焼き」。
ワインは300円から味わう事ができ、フードメニューも300円から揃っている為、ワインと一品で600円という究極にリーズナブルな価格で気軽に赤坂の夜を楽しむ事ができる。 また、このリーズナブルな価格は1人で軽く飲みたいというOLやサラリーマンにも人気である。
旬の野菜を使用した「旬の野菜の蒸し物」
同店には旬の野菜がたくさん詰まった野菜BOXが設置されている。来店者はその中から好きな野菜をチョイスし自分好みの調理法を伝える事でその通りに野菜を調理してもらえる。調理法もグラタン、蒸し、焼き、揚げ等、様々である。
旬の野菜は、旬というだけあり、通常の野菜とくらべるまでもなく美味である。昨今は旬がなく、スーパーに行けばどんな野菜も売っているご時世だが、旬の野菜を一度堪能すれば野菜の価値観が変わることは間違いないだろう。
勇気をだして重厚な扉の中に足を踏み入れてしまえば、後はリピーターになること請け合いである。
【VIN VERRE(ヴァンヴェール)】
住所 | 港区赤坂3-19-9 泉商事一ツ木ビルB1F |
電話番号 | 03-6459-1866 |
営業時間 | ランチ 11:30〜15:00、ディナー17:00〜翌4:30 |
定休日 | 日曜、祝日 |
客席数 | 50席 |
客単価 | ランチ1000円 ディナー2500〜3000円 |
目標月商 | |
開店日 | 2009年3月2日 |
経営母体 | 有限会社ミラク |
※取材当時の情報です。変更されている可能性がありますので訪問される場合は、店舗にご確認下さい。
原 英嗣(はら えいじ) 2009年4月22日取材