次に流行るお店
自家製パンを提供する“工場”という名のカフェ
「FACTORY(ファクトリー)」
(市ヶ谷/ベーカリー&カフェ)
こだわりの野菜料理、ワインを提供するカフェ&レストラン
「麹町カフェ」
(麹町/カフェレストラン)
第280回 2009年8月18日
オーガニック、天然酵母と体にやさしい食材を使った料理やパンを提供。
「FACTORY(ファクトリー)」外観
「FACTORY」のパンの種類は常時25〜40種類。
運営するのは、株式会社エピエリ(千代田区九段南3−3−14 フラット九段南501号 代表取締役 松浦清一郎氏)。2004年にコーヒーとサンドイッチの店からスタートし、カフェレストラン事業のみならず、レストランの卸しやケータリングにも参入している。同店は“カフェ”店舗というだけではなく、パンやケータリングの“工場”としての働きも担っている。
店の奥では常時パンを焼いている。
店内は、コンクリートの壁やシルバーのカウンターなど、その名の通り、工場のような印象を受ける。店舗面積は約18坪。20席のイートインスペースでは毎日焼き立てのパンを味わうことができる。ランチには、日替りメニューも登場し、ディナータイムにはオーガニックワインや手軽につまめるデリ、ピザなども用意している。
「地域の方や近隣で働く方に日常的に利用していただけるようなお店にしたいですね」と話すのは、同店オーナーの松浦清一郎氏。同店から徒歩10分ほどの場所にある、半蔵門通り沿いに「麹町カフェ」も運営している。
「麹町カフェ」外観
「麹町カフェ」店内
2004年に“コーヒーとサンドウィッチの店”としてオープンし、2006年に現住所に移転した「麹町カフェ」。店内は100㎡を超え、着席で55人、立食の場合は120人を収容できるキャパシティがある。
開放的な空間が広がる。
提携農家から仕入れた無農薬野菜を使用。
提携農家から仕入れた無農薬の有機野菜を使い、日替わりメニューも豊富。グランドメニューも年に5回は差し替える。ランチでは自家製パンを使ったハンバーガーやサンドウィッチが好評。夜はアラカルトでワインと一緒に味わうお客も多いという。
ワインの種類も豊富。
「特別な日というより、毎日使っていただけるお店に」というコンセプト通り、客層は子供からお年寄りまで幅広い。「パーティやケータリング需要も多くあります。このエリアには、まだまだビジネスチャンスがありますね」とオーナーの松浦氏は話す。
オーガニック、天然酵母と体にやさしい食材を使った料理やパンを提供する二軒のカフェ。都心の“工場”から、多くの人に笑顔を提供するに違いない。
【FACTORY】
住所 | 東京都千代田区九段南3-7-10 アーバンキューブ九段南1F |
電話番号 | 03-5212-8375 |
営業時間 | 8:00〜23:00 |
定休日 | 土日祝 |
客席数 | 18席 |
客単価 | 900円 |
目標月商 | |
開店日 | 2009年6月11日 |
経営母体 | 株式会社エピエリ |
【麹町カフェ】
住所 | 東京都千代田区麹町1-5-4 ライオンズステーションプラザ半蔵門1F |
電話番号 | 03-3237-3434 |
営業時間 | 11:30〜23:00 |
定休日 | 土日祝 |
客席数 | 55席 |
客単価 | ランチ 1200円、ディナー 3500円〜5500円 |
目標月商 | |
開店日 | 2006年7月18日 |
経営母体 | 株式会社エピエリ |
※取材当時の情報です。変更されている可能性がありますので訪問される場合は、店舗にご確認下さい。
水口 海(みずぐち うみ) 2009年7月16日取材