次に流行るお店
魚の王様・マグロ一本、喰べ尽くす!
「静岡清水港 まぐろ問屋ごっつお」
(五反田/まぐろ専門店)
第281回 2009年8月25日
マグロ解体ショー。
店内。
運営するのは、株式会社RYコーポレーション(品川区上大崎2-15-19 代表取締役 横山藤雄氏)。物流コンサルティングから飲食店の経営、運営サポート業務まで幅広く行っている。同店は、約5年間営業していた居酒屋「旬魚季菜ごっつぉ」をマグロ専門店「静岡清水港 まぐろ問屋ごっつお」に改め、リニューアルオープンした。
カウンター。
座敷。
店内のいたるところに静岡県清水港の写真が並び、座敷には大きな和紙に筆で描かれたマグロの解体図がある。「弊社の代表が清水港のマグロ業者の方と知り合いで、そのご縁から仕入れルートを確保できるようになりました。日本人にひろく受け容れられているマグロに焦点を当てると、その身はもちろんカシラから尻尾、さらには内臓、骨髄、皮まで食べられるという発見がありました。これをメインにやっていこうということで、メニューの品揃えもマグロに絞って考えています」と、同店統括マネージャーの伊藤正博氏は話す。
マグロ料理の数々。
刺身はすべて生のマグロを使用し、マグロの目玉、骨髄、ハツ、ガツ、尾の身の炙り焼き、さらに名物の特大カマ焼きやユッケや揚げ物、鉄板焼きと幅広い。マグロによく合う焼酎は100種類以上、さらに梅酒、日本酒、ワインのリストも豊富。中でも人気なのは、焼酎をお茶で割った「静岡ちゃっきりハイ」(450円)。また「赤まむしサワー」、「すっぽんサワー」などご当地で人気のサワーも取り揃う。
焼酎の種類は100を超える。
店内のいたるところに清水港の写真が。
入口に置かれた魚ケースが港を彷彿とさせる。
顧客の大半は、五反田近辺のオフィスで働く会社員やOL。五反田駅から徒歩1分という立地の便利さもあり、宴会需要も多い。店頭での呼び込みはもちろん、ポスティングなどの法人営業も行っているという。
大好評のマグロ解体ショー。
同店オリジナルの目玉イベントが、マグロの解体ショー。月に1回、清水港から直送のマグロをお客の目の前で切り捌く。「先月のイベントでは、満席になりました。赤身、中トロ、大トロと、刺身盛り合わせを各テーブルにおススメして回ったところ、全テーブルのお客様がお召し上がりになりました」(同店統括マネージャー 伊藤正博氏)
多くの人の手にかかり、清水港から直送されてくるマグロ。五反田で、多くの胃袋を刺激するに違いない。
【静岡清水港 まぐろ問屋ごっつお】
住所 | 東京都品川区西五反田1-5-2 トラヤビル5F |
電話番号 | 03-3493-6781 |
営業時間 | 昼:11:00〜15:00(月〜金) 夜:17:00〜24:00 |
定休日 | 不定休 |
客席数 | 80席 |
客単価 | 3500円 |
目標月商 | |
開店日 | 2009年7月14日 |
経営母体 | 株式会社RYコーポレーション |
※取材当時の情報です。変更されている可能性がありますので訪問される場合は、店舗にご確認下さい。
水口 海(みずぐち うみ) 2009年8月9日取材