第3回 2003年11月1日 | |
アクティブなシーンをサポートする BCAA飲料登場! 〜大塚製薬 アミノバリュー〜 |
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元祖栄養ドリンクやスポーツ飲料の代表銘柄として真っ先に 名が挙げられる「オロナミンC」や「ポカリスエット」。 バランス栄養食として発売、トップシェアをもつ「カロリーメイト」。 発売当時、その重要性をほとんど知られていなかった食物繊維を おいしく飲める飲料として開発した「ファイブミニ」等々、 常に健康な人々のよりよい健康をサポートする新ジャンルの製品を 次々と産み出してきた企業が、大塚製薬である。 その大塚製薬から、新感覚のBCAA飲料「アミノバリュー」が 2003年9月1日発売された。 現在各社から数多くのアミノ酸飲料が発売されているが、 「アミノバリュー」は、活動的な生活をサポートする BCAAにスポットをあてた製品。 現在数多くの飲料メーカーから、アミノ酸飲料が発売され、 いずれも好調に売上げを伸ばしているようだが、 「アミノバリュー」はその中でも特に、スポーツシーンなどで 支持されているようだ。 BCAAって何?他のアミノ酸飲料とどこが違うの? アクティブなシーンに特に良いのは本当か? そんな疑問を胸に、大塚製薬 広報部にインタビューを申し出た。 |
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「BCAA」とは何なのか? BCAAとは、体内で作ることができない必須アミノ酸9つの内の3つ、「バリン」「ロイシン」「イソロイシン」の総称。 この3つのアミノ酸は、枝わかれするような分子構造をしているため、 BCAA;Branched Chain Amino Acid(分枝鎖アミノ酸)と呼ばれている。 筋肉を構成している必須アミノ酸の約35-40%がBCAAであり、 筋肉を維持する上で、大切なアミノ酸となる。 また、BCAAは必須アミノ酸の中で唯一筋肉内で代謝される特長を持つので、 BCAAを効果的に、運動前や運動中に補給するとよい。 また、BCAAが燃えても乳酸ができないので、いつもより無理なく楽しく体を 動かすことができる。 このBCAAは、他のアミノ酸飲料にはほとんど含まれていない。 大塚製薬ではこのBCAAに注目し、飲料の開発を進めていった。「アミノバリュー」のBCAA含有量については、2000mgと決定した。 これは、大塚製薬 佐賀研究所にての研究の結果によるものである。 BCAA分量は、2000mg摂取することによって血液中のBCAA濃度が倍増する。 何らかの体感していただける量として、BCAAを2000mg含むことにしたそうだ。 また、BCAAのアミノ酸比率に関して、 マサチューセッツ工科大学(MIT)が 提唱する必須アミノ酸要求量のデータによると、 BCAA成人要求量はバリン 20mg/kg・day ロイシン 40mg/kg・day イソロイシン 23mg/kg・day となっており、約1:2:1の割合である。 また、BCAAは、肉や魚、乳製品や卵などに多く含まれているが、こういった食べ物として摂取するたんぱく質のアミノ酸含有比率も、約1:2:1。ちなみに母乳のBCAA含有比率も同じく1:2:1であるそうだ。 |
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飲料にするのが難しいBCAAの苦味を克服 アミノバリュー」BCAA含有量などの製品スペックは決まったが、BCAAには飲料にするには不適切な苦味があり、消費者に受け入れられる味にするのが難しかったという。 今回商品開発を行うにあたり、苦労した点は飲みやすく、おいしい味に仕上げることだったとアミノバリュープロダクトマネジャーである工藤由紀さんは語る。 飲んでみたところ、甘酸っぱく フルーティで、苦味は全く感じられない。 すっきりとした味わいは、ミントのような清涼感があり後味さっぱりの飲みやすい飲料だ。 |
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「アミノバリューのCMは、あえてスポーツ選手でなく、上品でしなやかな体型を持ち、アクティブなイメージがアミノバリューのもつ製品イメージと近かったので、仲間由紀恵さんを起用しました。
トップアスリートだけでなく、スポーツをする人、毎日アクティブに過ごす人、またダイエット中で体の基礎代謝を上げたい人に飲んでもらいたいですね」 |
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医療用医薬品として、治療薬や臨床栄養製品を生産、 販売している大塚製薬。 臨床栄養製品のノウハウを活用し製品開発や、「スポーツ栄養」に関する製品の研究開発から 産み出される製品は、ブランドイメージとあいまって消費者に安心感を与えてくれる。 ほとんどの日本人は、やや不健康な生活を送っていると自覚し、健康管理に気を使いたいと考えているだろう。 今後も大塚製薬は、私たちの健康をサポートする ユニークなヒット商品を開発、販売してくれるのではないだろうか。 ※読者の皆様へ、抽選で5名様に、アミノバリュー 500ml 24本ケースを差し上げます。 フードリンクニュース「今月のプレゼント」コーナーよりお申し込み下さい。 |
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取材・執筆 本誌編集長 石田 千代 2003年11月1日 |