第27回 2004年4月25日 | |||||||
芋蔵 池袋 | |||||||
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京都の町屋をイメージしたといわれる アプローチをくぐると、 ごはんダイニングバーの「ほっこり」、 ダイニングバーの「凱O」 そして、お目当ての芋蔵の入口が現れた。 「芋蔵」という店名が示す通り、 芋焼酎がメインだそうが、麦や米、泡盛までを揃える。
黒を基調とした店内の中に登場するのが、300種類はあるという焼酎セラー。 それぞれ、専用の焼酎サーバーに瓶が備え付けられており2プッシュで1ショットが出るしくみになっている。 これであれば、焼酎をこぼすことなく、同じ容量でもすばやく提供できる。 |
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当時は焼酎バーの走りでしたが、その後の焼酎ブームが来てお店がとても繁盛したのです。 それから池袋の物件が見つかりまして、そのうちの1店舗を焼酎バーにしました。 お客様は、サラリーマンとOLさんが半々くらいでしょうか? 池袋は、学生さんが多いのですがあまりそういった方はいらしゃらないので、落ち着いてゆっくりして頂けます。 焼酎を飲む方の7割が、ロックで楽しんでいかれます」
浅野氏は、300種類以上ある焼酎を全てテイスティングしお客様のご要望に合わせたお酒をおすすめする。 また、割水といって焼酎と水を半々にして割り一週間寝かせたものも用意。寝かせることにより、味がマイルドになるそうだ。 |
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アルコールは苦手だけれでも、他の人と同じようにお酒をロックで楽しみたいという人にも好評だとか。 料理は焼酎に合わせて、九州の食材を使用。 薩摩六白黒豚や薩摩軍鶏などのブランド食材のおいしさを生かしたシンプルなメニューが売れ筋。 黒豚カルビ炭火焼き 780円、もも正肉炭火焼き 750円、さつま芋スティック 480円が人気ベスト3を誇る。 300種類の焼酎の中には、手に入りにくく珍しい銘柄もあるそうなので、しっとりとした店内で、オススメを飲んでみるのはいかがだろうか? |
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取材・執筆 本誌編集長 石田 千代 | ||
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