第57回 2004年11月20日 |
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新橋路地裏ラーメン屋の2階。 意外な空間で、ワインとお酒のアテをあなたに。 「A.te」 |
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新橋レンガ通りから路地へ入り、ラーメン屋の2階。 「イタリアのバールのようなカフェかワインバーをオープンさせたかったのです。 特に宣伝をしているわけではないということだが、ワインバーには珍しく、男性が7割を占め、ほとんどのお客様がリピーター。 「女性が一人でもふらりと入ることもできるし、会社の上司が若い女性を連れて来れる店というのをイメージしました。 店名のA.teには、あなたにという意味のイタリア語とお酒のアテという日本語の意味がミックスされており、オーナーのお客様へ楽しんでほしいという思いが込められている。 生野菜をアンチョビとニンニク、オリーブオイルの熱々のソースにつけて食べるバーニャカウダは、目にも鮮やかな美しさ。 こんなおいしいお酒のアテがあればワインのグラスをついつい重ねてしまいそうだ。 「ワインはイタリアワインのみならず、フランス、アメリカ、最近はスペインやオーストラリアなどのものも、おいしければ産地に拘らずに仕入れています。 オープンした当時は、ホールスタッフが女性のみなのでかえって女性客から敬遠されるのではと不安だったと語る今給黎さん。ところが女性のひとり客、いわゆる"おひとりさま"は、男性スタッフが目当てだと思われるのが心外だと思う方もいるそうで、かえって女性同士ゆっくりとおしゃべりを楽しむお客様もいるそうだ。 新橋の路地、ラーメン屋の2階に現れるアットホームで意外な空間。 |
エントランスは優雅時間を漂わせる
ズラリとワインが並ぶ
鮮やかな色がポイントのテーブル席(左)
黒板に書かれたメニューはカフェのテイスト 自慢の厚切りベーコンが入ったカルボナーラ
丁寧な仕事でファンを増やす鈴木シェフ グリル野菜のマリネ
カウンターでゆっくりとワインを楽む
女性グループも多い |
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取材・執筆 本誌編集長 石田千代 2004年11月20日 |
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