第75回 2005年04月02日 |
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有機野菜とビオワインで幸福を感じる 「Meli-Melo」(メリメロ) |
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「お客様から『こうゆうお店が欲しかった!』と言っていただいています。」と笑顔で語るのは、飯田橋のフランス料理店「Meli-Melo」(以下、メリメロ)のオーナーシェフ宗像氏。 飯田橋にはまったく土地勘がなかったが、紹介された現物件の周囲を歩いてみると、昼間は人が多くランチ需要も充分と判断、また、夜は居酒屋ばかりが目立ち、フランス料理の店、特にワインを飲める店がないことも出店を後押ししたと話す。 同店の特長となっているのが、野菜の美味しさだ。5年のフランス滞在を経て、感じたことは、「料理は素材です」と氏は話す。 ワインにも同じ思いを持っている。1万本のワインを所有するというフランス人シェフに師事した宗像氏は、よくセラー巡りのお供をした。その中で、氏が美味しいと思うワインの出所を辿って、出会ったのがビオワインだったと言う。 「料理の味を一番に大切にしたいので、2号店のようなものは考えていません。しかし、フランスではお菓子も作っていましたので、将来的にはお菓子の店も出したいと思っています。」と宗像氏は語ってくれた。美味しい料理と美味しいワインで地元に愛される店作り、そんな信念が言葉の端々に感じることができる宗像氏と「メリメロ」の活躍に期待したい。 |
明るい色でまとめられた外観
飯田橋では異彩を放つ 黒板に書かれたメニューは
可愛らしい雰囲気を持つ 開口部が大きく、明るく開放的だ
有機野菜をふんだんに使用した
温野菜(950円)
小羊の炭焼(1890円)
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取材・執筆 本誌編集長 横田茂 2005年04月02日 |
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