第85回 2005年05月28日
値頃感のあるメニューと家庭的なサービス 「トラットリア アルチェントロ」 (天神橋/イタリア料理) |
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住宅街である扇町に、トラットリア アルチェントロがオープンしたのは8年前。イタリアンや和食のシェフを経験したオーナーの本窪田雅文氏は、アンビエント堂島ホテルに、イタリアンのアッパー業態「ポテンツィリアーレ」寿司とイタリアンを融合させた「海櫻
KAIOH」、ドルチェと子供服を販売する「レガーロ」など現在8店舗を経営する。 カジュアルで明るい外観を踏み入れると白いテーブルクロスのかかった店内が現れる。 「オーナーが掃除にうるさいんです。綺麗な場所でないと、綺麗な料理は産まれないというのが口癖で、スタッフに徹底しているので」 「当時は、こんなに大きなグループになるとは全く考えていなかったので・・・」と松原さんも驚いているという。 お客様の9割はリピート客だが、週末は予約でほぼ満席となる。高いリピート率を確保する秘密を松原さんに伺った。 「直接市場から買い付けた魚料理をメインとしておりまして、旬の素材を生かしたあっさりと軽い味わいの料理を出しています。このため、お客様の年齢層が非常に幅広く20代から、かなりご年配のかたまでいらして頂いています。トラットリアは、イタリア語で食堂という意味なので、料理も内装もカジュアルですし、サービスも家庭的で温かいものを目指しています。 夜はアラカルトでのオーダーも可能。 ランチメニューは、850円とオープン当初からの価格を変えていない。平日は、近所のOLや会社員で賑わい、ランチタイムだけでも3回転する。 現在、月商は900万円、坪当たり月商は約34万円で推移している。 |
ランチメニューは、
850円〜とお手頃価格。
「生ハムサラダ」
「イセエビのリングイネ」
オープン当初からのスタッフ、
店長の松原由紀子さん。 |
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取材・執筆 本誌編集部 石田千代 2005年05月28日 |
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