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次に流行るお店

表参道ヒルズでワインを存分に楽しむ
「BISTY’S WINESHOP & BRASSERIE BAR」(ビスティーズ)

第133回 2006年3月10日
ろく宮
六本木ヒルズ内にタイ料理店「Oriental Princess」を展開する株式会社備前屋が、2月11日にオープンした表参道ヒルズ地下3階に、ワインショップ&ブラッセリーバー「BISTY’S(ビスティーズ)」を出店した。日本初上陸となるワインディスペンサーを導入し、常時80種のグラスワインを提供する。最も安い銘柄では80円(20ml)から。表参道でもっともリーズナブルに楽しめるワインバーの登場だ。

「このディスペンサーは、窒素ガスを利用することによって抜栓後21日間は酸化しませんので、通常のワインバーでは難しい80種ものグラスワインを提供できます。弊社の兄弟会社が輸入しているのですが、当店はこのディスペンサーのショールーム的な役割も担っています」同社の橋本氏は話す。

ホルモン焼き
くじらベーコン

さらにこの80種類も、それぞれ20、50、90mlの3つの容量から選択することができる。
「グラスを並べて数種をテイスティングされてから、ボトルでお買い求めいただく方や、『オーパスワン』などのレストランでオーダーすると高価なプレミアムワインを中心に飲まれる方もいらっしゃいますし、1杯飲まれてスッとお帰りになられる方もいます。現在はさまざまな動機でご利用いただいています。施設自体がオープン後間もないことで、観光でいらっしゃる方がほとんどですが、将来的には近隣にお勤めやお住まいの方々にデイリーで使っていただくワイバー、ワインショップとして認知していただきたいですね」

キンミヤ
キンミヤ
写真左・オーストリア「ニグル」(白・2772円)
写真右・米オレゴン「イヴシャムウッド」(赤・4410円)

「オーパスワン」は、20ml・1575円から提供されているが、土日のみの限定の提供となるほど人気がある。その他、ボトルでは300種を用意しており、その中から厳選された銘柄がグラスで提供される。全銘柄のうち約70%がビオワインというのは特筆すべき点だが、橋本氏は「近年注目されているビオワインですが、当店では『飲んで美味しい』ワインを厳選したらビオだったというだけ。ビオワインを強くアピールはしていない」と話す。
ワイン人気も定着したとはいえ、ビオのような専門性を訴えない方が、より多くの方に気軽に楽しんでもらえるとの判断のようだ。

ディスペンサーを利用するには、プリペイドカードを使うので、スタッフにオーダーをする手間がなく、お客が自由にワインを選ぶことができるのも嬉しい。
産地では、フランス、イタリアはもちろんだが、オーストリアやアメリカではオレゴンなど、これから脚光を浴びるであろう産地も積極的に取り扱う。クオリティーの高いワインがボトルでは3000円から提供できるということで、ワインショップとしてのリピーター獲得にも一役買っている。

フードメニューにおいては、あくまでワインに合うものを揃え、「ハムの盛合わせ」(680円〜)などの手軽なサイドメニューから、「ペッパー和牛ステーキ」(2950円)などしっかりとお腹を満たすものまで用意している。

「六本木ヒルズでは、観光のお客様から近隣ビジネスマンへとお客様の属性が変化したように、表参道ヒルズも利用のされ方が変わっていくと思いますが、表参道のワインバーとして定着するようにしっかりと運営していきたいと考えています」

【BISTY’S WINESHOP & BRASSERIE BAR(ビスティーズ)】
住所 東京都渋谷区神宮前4-12-10表参道ヒルズB3
電話番号 03-5771-4466
営業時間 11:00〜23:00(L.O. 22:00)
定休日 無休
客席数 26席
客単価 2000円
目標月商 -
経営母体 株式会社備前屋
Web Site 「BISTY’S WINESHOP & BRASSERIE BAR」(ビスティーズ)
横田茂(本誌編集長)2006年3月3日

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