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次に流行るお店

お好み焼きから神戸牛まで、使い勝手が自由自在のカジュアル鉄板焼き店
「カジュアル鉄板焼 いいさいいさ 新宿店」
(新宿三丁目/鉄板焼)

第245回 2008年12月10日

インパクトのある入り口
 伊勢丹や丸井などが立ち並びショッピングに訪れる人も多く、副都心線開通でさらなる盛り上がりをみせる新宿三丁目。そんな、賑わいを見せる新宿三丁目の靖国通り沿いにあるスターバックスコーヒーが1階に入るエクレ新宿ビルの3階に11月19日に「カジュアル鉄板焼 いいさいいさ 新宿店」がオープンした。

 代々木にて神戸牛一頭買いで上質な焼肉を提供する「焼肉いくた」と「和風鉄板焼 いいさいいさ」を運営する株式会社オーズテーブル東京(渋谷区代々木、代表・尾崎 清和氏)が、いいさいいさの2号店としてオープンさせた同店。


異空間へ導かれるようだ


妖艶な雰囲気のカウンター席


赤と黒のシックな店内

 ビルの外から、店のある3階を見上げれば、ピンク色のネオンが光る妖艶な雰囲気。ミラーとカラフルな文字が光り輝く、どこかにトリップしてしまいそうな入り口を通り抜け、店内に足を踏み入れると、そこは、赤と黒で統一されたシックな空間が広がる。テーブル席が中心で、鉄板が目の前のカウンター席はシート席になっており3組限定。


テーブル席


壁に飾られているのは、実際にマドンナが身につけた衣装。

「1号店の代々木店のコンセプトは和風鉄板焼き。店内もカウンター席が中心で、白木のテーブルを配するなどまさに和の雰囲気です。なので、先日新宿店に遊びに来てくださった、代々木店からのお客さまはあまりにイメージが違うのでとても驚かれていましたね。」と話されるのは、店長の村山祐一さん。

 鉄板焼き、というと通常とても高級でなかなか手が出ないというイメージが強い。しかし、同店は多くの方に気軽に鉄板焼きを楽しんで欲しいという想いから、設定がとてもリーズナブルだ。

 メニューには、お好み焼きが30種類以上、サラダなどのサイドメニュー、他にも鉄板焼きらしい、A5ランクの和牛を用いた「黒毛和牛ハンバーグステーキ」(1,980円)や、水槽で泳ぐロブスターを目の前で焼き上げる「活ロブスター」(時価)なども並ぶ。

 素材や味にこだわり、さらには季節感も大事にしているころから、4ヶ月に1度はグランドメニューを入れ替える。また、常連のお客さまとなると、まず、本日のオススメをチェックされるのだとか。常連のお客さまが多い同店では、このような飽きさせない工夫にも余念がない。


料理人の新倉誉さんとの会話が楽しめるのも、鉄板焼きの醍醐味だ。

 鉄板焼き経験の長い、代々木店から同店で腕を奮う料理人の新倉誉さんにオススメメニューを伺うと、もちろん全部のメニューがオススメなんですけどねと、前置きしながら2品をあげられた。


1番人気でボリューム旨味も満点の、超どんどん焼き1,320円

 その1つが、30種類以上あるお好み焼きの中でも、1番人気だと言う「超どんどん焼き」(1,320円)。その名前の由来は、どんどん具材を入れることからなのだそう。その名の通り、細かく刻んだキャベツがたっぷり入った生地に、海老・イカ・帆立・豚肉・明太子・チーズ、さらに目玉焼きという豪華な一品。目の前の鉄板焼きで、15分以上かけてじっくりと焼き上げられたお好み焼きは、山芋がたっぷりでふわふわの焼き上がりだ。


彩りも鮮やかでバランスのよい、アボガドとポテトのサラダ680円。

 もう1つのオススメが、店の名のついた「いいさいいさサラダ」(580円)同様、是非食べてもらいたいという「アボガドとポテトのサラダ」(680円)。黄色い色味と、そのほくほくとしながら甘みのある食感が最近人気の“インカの目覚め”というじゃがいもと、ビタミンEたっぷりのアボガドと、ブロッコリー、ミニトマトをさっくりとバジルドレッシングで和えたサラダだ。さっぱりとした食べ口であり、メニューに並ぶシャンパンやワインともぴったりだ。

 その他に、コースメニューも充実。阿波地鶏いいさコース2,980円、オーストラリア産サーロインステーキコース4,480円、仙台牛サーロインステーキコース6,480円など既存のコースに加えて、予算や好みを伝えればその要望にも答えてくれるのだという。コースは、店の人気メニューがずらりとそろったお得なラインナップになっている。中でも、阿波地鶏いいさコース以外のコースで提供される「生うに磯辺焼」は、オーナーも訪れる際には必ず食すという、絶品だ。こちらはときどき、本日のオススメに登場することもあるというから、見逃せない。

 また、12月という今の時期、クリスマスのディナーに頭を悩ませている方も多いのではないだろうか。そんな方にオススメしたいのが、同店のクリスマスメニューだ。A5ランクの仙台牛のサーロインステーキが入った全6品のブラウンベルコース(4,480円)と、さらに生うに磯辺焼きがついた全7品のキングベルコース(6,480円)、さらに通常ステーキだけで1万円近くする神戸牛サーロインステーキや、綺麗な海辺でしか生息できず稀少な天使の海老のマリネなど、豪華な食材が揃った全8品のホワイトベルコース(12,000円)の3コースを用意する。もちろん、予約も可能だが、当日利用も大丈夫とのこと。

「コースは一人前から注文していただけます。なので、2人でコース一人前を楽しんで、その後にアラカルトメニューを楽しんでいただくことも可能です。そういった使い勝手のよさが、ウチの店の魅力だと自負しております。」と村山さんは話す。

 クリスマスメニューは12月23日・24日・25日の3日間限定で、当日はハーフサイズのスパークリングワインなども用意され、素敵な夜を演出してくれる。

 気取った印象のある鉄板焼きというジャンルを、気軽に本物の味わいを楽しめるという新しいイメージを作り上げた、様々な年齢層で楽しめる使い勝手のよい同店。幹事をまかされたときや、急なデートのときの思い出したい一軒だ。


【カジュアル鉄板焼 いいさいいさ 新宿店】
住所 東京都新宿区新宿3-11-6 エクレ新宿ビル3F
電話番号 03-5919-1898
営業時間 月〜土 18:00〜翌6:00(LO翌5:00)
日祝17:00〜24:00(LO23:00)
定休日 無休(年始を除く)
客席数 55席
客単価 4,000〜4,500円
目標月商
開店日 2008年11月19日
経営母体 株式会社オーズテーブルTOKYO
※取材当時の情報です。変更されている可能性がありますので訪問される場合は、店舗にご確認下さい。
鈴木 明日香(すずき あすか)     2008年11月25日取材

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