広告

RSSフィード

次に流行るお店

世界共通の“寿司バー”スタイルで楽しめる、モッツァレラチーズ専門店
「OBIKA MOZZARELLA BAR、Roppongi Hills(オービカ モッツァレラバー 六本木ヒルズ店)」
(六本木/モッツァレラバー)

第246回 2008年12月17日

新感覚のフレッシュモッツァレラ
 光り輝く雪をイメージさせるブルーとホワイトのイルミネーションが美しい、六本木けやき坂。ブランド店が立ち並び、レジデンスもあるハイソサエティな雰囲気が漂う。そんなけやき坂に面して11月28日にオープンしたのが、日本初のモッツアレラチーズ専門店の「OBIKA MOZZARELLA BAR、Roppongi Hills(オービカ モッツァレラバー 六本木ヒルズ店)」。運営するのは、株式会社ワンダーテーブル(東京都新宿区、代表取締役・林祥隆氏)。


店舗外観


ガラスが大きく、ランチ時にも心地よい空間

 大きなガラス張りの店舗で、開放的な空間。暖かい季節には、心地よい時間が過ごせそうなテラス席も備えている。


フレッシュさが伝わってくる、モッツァレラチーズのディスプレイ

「日本で食されているモッツァレラチーズの多くは、牛のミルクを使ったもの。しかし、イタリアで味わうモッツァレラチーズは、水牛のミルクを使っており、日本で通常食されているものとは全然違う味がします。また、イタリアでは、通常は作った当日、もしくは翌日には食べてしまうようなフレッシュな食べ物なんです。そんなイタリアの味に近いものを日本でも是非提供したい、そんな気持ちでいます。」と話すのは、支配人の茂木秀夫さん。

 オービカで提供されている、モッツァレラチーズは、週に3回イタリアから空輸されてくるフレッシュなもののみ。そのフレッシュさを物語るように、店に入ると正面にディスプレイされている。


同じく空輸されてくる、立派な生ハムも味わい深い

 こちらでいただけるモッツァレラチーズは、カンパーニャ地方で作られた伝統的な製法を厳しく守った正真正銘の水牛のミルクで作られた4種類。優しい味わいが特徴の「パエステゥム(マイルド)」、塩気も弾力もしっかりとした「ポンティーナ(ストロング)」、パエステゥムをわらでスモークした「アフミカータ(スモーク)」、生クリームとパエステゥムを混ぜて作り上げる「ストラチャテーラ(クリーミー)」から、選ぶことができる。


モッツァレラチーズの盛り合わせ(3,950円)は、必ず食べたい一皿

 モッツァレラチーズと同じくイタリアから空輸される生ハム3種類と、お好みのモッツァレラチーズの盛り合わせ(2,300円)も人気だが、茂木さんが「うちの名刺代わりの料理です。」と胸をはるのが、パエステゥム・ポンティーナ・アフミカータの3種類がのった「モッツァレラチーズの盛り合わせ」(3,950円)だ。ハンドメイドで作られたことの証明ともいえる2つの角のついたモッツァレラチーズが3つごろりとのった、3種類の味わいが楽しめるボリュームある一品。

「うちではあえて切らずに提供しています。それは、水牛のミルクを使いハンドメイドで作られたモッツァレラチーズは、とても繊維質で切りづらいのです。また、切るとフレッシュならではの乳清がじゅわっと染み出します。そんなこれまでのモッツァレラチーズと違うことを、味わいだけでなくお客さまに実感していただきたくて。」と話す。

 また、テーブルの上には、オリーブオイルとバルサミコ酢が用意されているが、こちらはあくまで添えられたサラダ用として使って欲しいとこのこと。

 3000円〜とリーズナブルな価格から揃うイタリアワインと共に、そのフレッシュな味わいを堪能したい。


一番人気のスキャフォーニパスタとモッツァレラチーズ、トマトソース(1,400円)

「オイスターバーが牡蠣の専門店であるように、モッツァレラバーはモッツァレラチーズの専門店。モッツァレラチーズをしっかりと使った食事も楽しめるレストランなんですよ。」メニューを見ると、パスタや煮込み料理などのしっかりした料理から、デザートまで並ぶ。

 食事メニューで人気なのが、スキャフォーニというもっちりとしたマカロニ状の太いパスタを使った、スキャフォーニパスタとモッツァレラチーズ、トマトソース(1,400円)。とろりと溶けたモッツァレラチーズとトマトソースは、黄金の組み合わせと言えるだろう。


寿司バーをイメージしたカウンター席

 1日中利用できるレギュラメニューに加えて、11時から15時までは1,200円と1,700円のランチセットも用意され、カフェとしての利用も可能。カウンター席もあり“おひとりさま”にもぴったりだ。店舗中央に配された、店にに入ってすぐに現れるカウンター席は、寿司バーをイメージしてるのだという。確かに、寿司屋のネタケースのようなガラスのケースがあり、中には新鮮な野菜や、モッツァレラチーズなどが並んでいる。


壁一面には、自慢のイタリアワインが並ぶ


カトラリーも世界共通だ。

 日本の店だから、この寿司バーのようなスタイルなのですか?と尋ねてみると、違うのだという。

「オービカは、イタリアのローマやミラノ、ロンドンやニューヨークなど世界中で楽しまれている店なんです。六本木ヒルズ店は、その日本1号店。そして、このカウンターの寿司バースタイルは世界中の店舗で共通です。ブルガリの副社長でもあるオーナーが、日本で寿司に出会い、新鮮なものを提供するそのスタイルに惚れ込んだことが、オービカのきっかけでもあるのです。なので、その感銘を受けた寿司バースタイルは2004年オープンの1号店であるローマ店から採用されているんですよ。

 また、共通といえば、内装の色使いはもちろん、椅子やテーブル、カトラリー、お皿も全て同じものを使っています。ですから、世界で愛されているモッツァレラバーのスタイルを日本の方にも楽しんでいただけることはもちろん、旅行で日本に来ている外国人のお客さまにも他の店舗と同じスタイルで楽しんでいただけるのが、うちの店の魅力の1つだと思っています。」
と、茂木さんは語る。

 スタイリッシュな空間で味わう、フレッシュなモッツァレラチーズ。一度食べれば病み付きになること間違いなしの、なかなか口にすることができないその味わいを堪能したい。


【OBIKA MOZZARELLA BAR、Roppongi Hills】
住所 東京都港区六本木6-10-2 六本木ヒルズ ヒルサイド(けやき坂コンプレックス)B1F
電話番号 03-5786-6400
営業時間 11:00〜23:00(LO22:00)
定休日 無休
客席数 96席
客単価 ランチ1,500円、ディナー5,000円
目標月商
開店日 2008年11月28日
経営母体 株式会社ワンダーテーブル
※取材当時の情報です。変更されている可能性がありますので訪問される場合は、店舗にご確認下さい。
鈴木 明日香(すずき あすか)     2008年12月10日取材

Page Top