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フードリンクレポート

東京出身の外食企業は、食い倒れの町で勝負できるのか。

09.08
 高くておいしいのは当たり前。安くておいしく、量もあるのが大阪の食。と、食い倒れの町と呼ばれる大阪へ住む人は、胸を張って自慢する。確かに、大阪で繁盛している飲食店のメニューは、どれも安くてボリュームも十分である。東京進出を狙う関西飲食店オーナーの中には、「東京の店は高くてまずいし、量も少ない。サービスも気取っている。東京進出しても十分に勝算がある」と、自信をみせる人も多い。
 こうした状況の中、東京から関西へ進出してきた外食企業は、厳しい競争に勝ち抜くことはできるのであろうか。東京から大阪へ出店した外食企業でも、サービスレベルの高さに定評のある、スティルフーズとグローバルダイニングにスポットを当ててレポートした。


食い倒れの町で勝負できるか。

梅田への1号店出店で勝負する東京外食企業
銀座店とほぼ同じ客層と利用動機の取り込みに成功したイルピノーロ
関西ホスピタリティ精神を存分に活かしたサービスを提供する、カフェ ラ・ボエム

取材・執筆 石田 千代 2006年9月8日


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