フードリンクレポート
ファミリー向けの新しいダイニングの最前線、「ららぽーと豊洲」の魅力
12.16
「アーバンドック ららぽーと豊洲」が豊洲駅前にオープンして2カ月が過ぎた。「オープン景気は1カ月で終わった」と、出店したレストラン業者は口々に語るが、まだまだ周辺地域の再開発は進行中。本当の勝負はこれからである。さらに11月には、千葉県柏市内に「ららぽーと柏の葉」もオープンした。新しい「ららぽーと」2店は、郊外型レストランが課題としてきた、カフェブームを体験した世代のファミリー向けダイニングの実験場となっており、極めて意義深い提案を行っている。
ららぽーと豊洲
・造船場跡地に立地する親水型の商業施設「ららぽーと豊洲」
・反響大きいニート解消の期待を背負う「キッザニア東京」
・海をテーマにした各国レストランやバギー族を狙った店が続々
・WDIはケイジャン風シーフードとハワイアン新業態で勝負
・個性的な21世紀のファミレスはアメリカンポップの世界を表現
・「玄品ふぐ」の関門海がバルニバービと提携、陽気なバルを出店
・「ららぽーと柏の葉」には650席の巨大フードコート出現
・犬と食事ができる本格的レストランをペットショップが提案
・新しい“ポピュラー”をつくることに挑戦した「ららぽーと」2店
【取材・執筆】 長浜淳之介 2006年12月16日