フードリンクレポート
ストーリー性を重視したテーマカフェへと進化するメイド・萌え系喫茶
2.24
メイド喫茶をはじめとする萌え系飲食店が、ストーリー性を重視した空間づくり、メニューづくりに力を入れ始めた。また、ウェイトレスが扮する衣装も、魔女やシスター、メディックなど多様化が進んでいる。女性向けの執事喫茶、男装喫茶も登場した。そして、これらのテーマカフェを観察すると、店員のキャラクター重視のタレント化と、コンセプトダイニングへの進化が見えてきた。
ライブ活動も行う「ぴなふぉあ」のメイド。
・店の日々の営業がストーリーとなっていく新感覚のメイド喫茶
・IT企業のサラリーマンなどをターゲットに、魔女バーがオープン
・秋葉原に人生に迷える子羊たちを癒す、シスターカフェが登場
・本邦初、全員外国人のバトラーが女性に癒しを提供する執事喫茶
・池袋「乙女ロード」で男装美少年のカフェ&バーが人気上昇
・ミリタリーショップ内にある、全国唯一のメディックメイドカフェ
・東西2大電気街でメイド系店舗を展開するベンチャービジネス
・秋葉原の人気メイド喫茶がタイに進出。日本語でメイドが接客
・メイド喫茶の顧客は幾つかの趣味を同時に追求している人
・リサーチを踏まえて2分割した「ティアラ」改装の成否は?
・メイド、萌え系の店がコンセプトダイニングに急接近してきた
取材・執筆 長浜淳之介 2007年2月23日