フードリンクレポート
「ららぽーと横浜」をはじめ商業施設開業ラッシュ、充実目覚しい横浜・港北のダイニング
2007.4.27
3月15日に横浜市郊外の港北エリアにオープンした「ららぽーと横浜」は、高感度で軽い田舎暮らし志向を持った“横浜都民”のニーズをとらえた大規模商業施設で、なかなかの力作である。食においても、フードコートの常識を破った、ホテルや老舗旅館などの11の専門店の味を集積。大丸がデパチカに特化した新業態を提案。プラネタリウムやキッズの遊び場のある個性的なレストランなど、実験的な店が集まっている。横浜市営地下鉄新線の開業を来年に控え、続々と開業するライバルの商業施設の動向も合わせて追ってみた。
「ららぽーと横浜」外観
・高感度な“横浜都民”をターゲットにした大型商業施設が誕生
・実験店が並ぶ食のゾーン。大丸はデパチカに特化した新業態出店
・専門店の味がファミレスの価格で楽しめる高級フードコート
・子供に遊び場、親にはリラクゼーションを提供するキッズレストラン
・プラネタリウムがあるファンタジックな「ムーミンオーロラカフェ」
・カリフォルニアのワイン産地、ナパバレーのスローライフを提案
・高級中国料理の店が技術を生かしたビュッフェの新業態を出店
・スウェーデンの家庭料理や激安ホットドッグが味わえる「イケア」
・センター北、大倉山、新横浜、たまプラーザと大型商業施設ラッシュ
・苦戦する既存のショッピングセンター、街場の店は生き残れるか
【取材・執筆】 長浜淳之介 2007年4月26日