フードリンクレポート
「東京ミッドタウン」開業効果で、六本木界隈のレストランの集客がアップ
2007.6.1
3月30日にオープンした「東京ミッドタウン」が、「六本木ヒルズ」、「国立新美術館」も含めた六本木界隈の回遊性を高める効果をもたらしている。それによって、「東京ミッドタウン」内に予約が取れないレストランが続出するとともに、従来店の売り上げアップ、新規オープンの活発化をももたらしている。しかし、早くもオープン景気減速もささやかれ始めた。六本木の飲食事情をレポートした。
東京ミッドタウン
・「東京ミッドタウン」がオープンより1カ月で来場者400万人
・感性豊かで希少性が高い店がそろったショップ&レストラン群
・サントリー美術館とのゾーニングが後押しした「てんぷら山の上」出店
・1階の路面にあるカフェ感覚の気軽なレストランが集客好調
・平日のランチ需要にしっかりこたえた店は決して劣化しない
・アパレルが撤退した後に入居したケーキショップ&カフェが成功
・ニューヨークスタイルのモダンなレストランが華々しくオープン
・3000本の自然派ワインをメインにした大人のラウンジが登場
・「東京ミッドタウン」オープン景気は意外に短い可能性も
【取材・執筆】 長浜淳之介 2007年5月28日
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