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フードリンクレポート


<営業本部長シリーズ 3>
独立することが全てじゃない。僕はゼットンを辞めない。
鈴木 伸典.氏
株式会社ゼットン 取締役副社長 営業本部長

2008.6.14
有名外食企業の社長の右腕、営業本部長を紹介するシリーズ第3弾。飲食業界のイケメン社長、稲本健一氏が率いるゼットンの鈴木伸典.氏を取材した。ゼットンになくてはならない営業のトップだが、入社時には飲食を生業とすることに抵抗感を持っていた。


鈴木伸典.氏(株式会社ゼットン 取締役副社長 営業本部長)

司法書士か、飲食業か

 名古屋の大学に通っていた鈴木氏は、名古屋の新栄にある稲本氏がバーテンダーを務めていたバーの常連客だった。そこで、稲本氏からオーナーを紹介され、アルバイトでバーテンダーを始める。学生にとって賄いが食べられる飲食業はありがたい仕事だ。

「飲食業が水商売と呼ばれた時代。水商売にはまる人がいっぱいいました。そして、大学を辞める人が多かったので、自分はそうなっちゃだめだと決めていました。4年間でちゃんと卒業したい。そうしないと、せっかく学生時代にバーテンダーをー生懸命やったことも無になる」と鈴木氏は考えていた。当時、目指していたのは司法書士。

 その後、稲本氏がプロデュースしたビアガーデンが話題となり、暫くしてゼットンを設立。稲本氏は、名古屋の飲食業界で有名になっていく。その頃、大学生だった鈴木氏はビラまきやアルバイトを集める仕事を手伝っていた。

 大学卒業後も司法書士を目指し、昼は司法書士事務所で働きながら夜はバーテンダーという二重生活を1年間続ける。しかし、夜出歩くことを覚えた鈴木氏は腰を据えて勉強ができない。

「司法書士は伸典.じゃなくても、適任は他に沢山いるよ。伸典.は、伸典.に合う仕事をした方がいい。そろそろ一緒に仕事しようぜ。」と稲本氏に誘われ、悩みながらも入社を決めた。


思い出の「オデオン」 1997年2月オープン

全文(有料会員専用)の見出し
「ゼットンってカッコイイじゃん!」
東京って何て楽しいんだろう!
BOSSのDNAを伝え続ける
(写真全7点)

■鈴木 伸典.(すずき しんすけ)
株式会社ゼットン 取締役副社長 営業本部長。1971年生まれ。岐阜県出身。大学時代から稲本氏とともに名古屋・栄にてバーテンダーとして働き、1996年ゼットン入社。2006年、稲本氏とともに名証セントレックスに上場させた。

株式会社ゼットン http://www.zetton.co.jp/

【取材・執筆】 安田 正明(やすだ まさあき) 2008年5月29日取材

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