フードリンクレポート
【外食に足を運ばせよう!】
美味しく効く、機能性メニュー。
イイコ横山隆子氏の「月世界」(渋谷・百軒店)のコラーゲン鍋。にこごり状にしてプルプルさせたスープを火にかける。女性客には、見た目のプルプル感がウケている。
・コラーゲンの次、ヒアルロン酸
鍋料理のアピールポイントの定番となった、コラーゲン。肌の新陳代謝を促進して弾力、つやなどを保つ働きをする。鶏水炊きを「美肌コラーゲン鍋」と名付けて、今年の冬場の一押しメニューとして取り入れている居酒屋が多数ある。豚足の人気もコラーゲン効果に因る。さらには、コラーゲン濃度を高めるため、コラーゲンをボール状に加工したものをトッピングできる店舗もある。
お客は、鍋の白濁したダシや、プルプルの豚足の皮をみた瞬間に効果があるように感じ、翌日には実際に「肌のつやが良くなった」、「プルプルした」と体験談を友人と語り合い、口コミで広がっていった。特に、美容は女性にとっての一大関心事。しかも、実効性、すなわち機能性があるから、高い単価でもわざわざ食べに行こうとする。
そして今、その続編として登場して脚光を浴びているのが、ヒアルロン酸。ほとんどの化粧品に配合され、皮膚の表面に塗ることにより、皮膚の上で水分を含んだ膜を作る。その膜が皮膚の水分蒸発を抑え、潤いを保つ。細胞の骨格をなすものがコラーゲンであり、ヒアルロン酸は、細胞の中で水分を抱えて隙間を満たす役割を行う。しかも、ヒアルロン酸は年齢とともに減少し、肌のはりやうるおいが低下する。それを、ヒアルロン酸を皮膚の上に塗ることや、食べることにより口から摂取することにより防ぐことができる。
食べるヒアルロン酸をメニュー化できる商品「ヒアロジュレ」をキユーピーがいち早く外食用に商品化。本年8月に発売を開始。この商品の登場により、メニュー化する店が徐々に増えており、「ぐるなび」で「ヒアルロン酸」と検索すると、539件(12月15日現在)がヒットした。ちなみに、「コラーゲン」は4485件。
「Smooch」の花粉症向け、シソ・スムージー。
全文(有料会員様専用)の見出し
・ダイヤモンドダイニングが通年商材として使用
・栄養をチャージする、スムージー
・花粉症に、シソ・スムージー
(写真全17点)
株式会社 ワーナー・マイカル http://www.warnermycal.com/
スムーチ・ジャパン株式会社 http://www.smooch.co.jp/
【取材・執筆】 安田 正明(やすだ まさあき) 2008年12月15日執筆
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