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フードリンクレポート


近畿地方の飲食店を直撃した、新型インフルエンザ禍も終息へ。

2009.6.3
5月16日に海外渡航暦のない新型インフルエンザ患者が神戸市内で、日本国内で初めて確認されて以来、6月1日までに371人の感染者が発生。特に、患者が集中する兵庫県南西部と大阪府北部を中心に、近畿地方では宴会、修学旅行のキャンセルが相次ぎ、飲食店の営業に甚大な影響を及ぼしている。5月28日の矢田立郎神戸市長の「『ひとまず安心』宣言」以降、終息に向かっているが、飲食店の需要が平常に戻るのは、夏休み前という観測が広がっている。


マスク着用は、今は減った。

感染者は兵庫県と大阪府に集中したがピーク越す

 厚生労働省によれば、6月2日までに国内で確認された377人の新型インフルエンザ患者の内訳は、男性が242人、女性が135人。年齢別では、10歳未満が17人、10代が293人、20代が31人、30代が15人、40代が13人、50代が5人、60代以上が3人。

 統計上は、女性より男性、年齢別には中高生を中心にした10代の感染者の多さが目立っている。
<続く>

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神戸では宴会需要が激減も、個人需要は立ち直る
大阪は府の北部に大きな影響、市部も観光苦しい
京都と奈良も修学旅行、宴会のキャンセル相次ぐ
豚肉の消費・メニュー、仕入れへの影響は及ばず
カラオケでは休校中の生徒に自粛を求める動きも
致死率の高い、鳥インフルエンザが流行すれば恐い
(写真1点、約7千5百文字)

【取材・執筆】 長浜 淳之介(ながはま じゅんのすけ) 2009年6月3日執筆

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