フードリンクレポート
“バリスタ”の資格認定スクール、全国で人気!
7月まで満員。8、9月も残りわずか!
人気のチンバリーのマシンを使って講習。
・「JBAバリスタ・レベル1」は2日間のコース
日本バリスタ協会(JBA)は、2003年に設立。高品質なコーヒーやその他関連商品及びサービスなどを市場に提供する「バリスタ」の資質向上ならびに地位向上を目指し、加えて業界の振興にも貢献することが目的。そのために今年4月から、「バリスタ」の資格認定制度を始めた。
その資格には、「JBAバリスタ・レベル1」、「JBAバリスタ・レベル2」、「JBAバリスタ・レベル3マエストロ」の3段階があり、上級になるとお客様にコーヒーの啓蒙ができたり後進の模範となる人格なども要求される。他にJBA認定スクール講師の資格として「JBAインストラクター」がある。
4月から始まったのは、「JBAバリスタ・レベル1」のスクール。その基準は、JBAバリスタとしての基本的な知識や技術を身に付け、JBAが定める一定基準のエスプレッソコーヒーを抽出できる者。スクールは、JBAの認定校であり、六本木/高輪/赤坂見附/銀座などで「バール・デルソーレ」を展開する株式会社フォルトゥーナが教育事業の一環で開講している。
毎回20人限定。10時〜18時までの2日間のコース。費用は3万8850円(税込)。1日目は講義やテイスティングで、2日目は実際にマシンを使ってコーヒーを抽出する実習を行う。
今年は、4月東京、5月東京、6月大阪、7月東京、8月大阪、9月東京、10月東京、11月大阪、12月東京と、東阪で毎月1度開催されている。4月の段階で7月のクラスまで満員になり、現在は8月/9月のクラスも残りわずかとなっている。カフェブームとともに、独立希望者や外食企業人の間で“バリスタ”が人気の資格となっている。ちなみに、第1回目の「JBAバリスタ・レベル1」資格認定試験は、6/10(水)に実施される。
5/25(月)に開かれたスクールでの講義の一部を取材した。
全文(有料会員様専用)の見出し
・エスプレッソの味を決める4つの要素
・全国からの受講生
(写真5点、約2千2百文字)
→フォルトゥーナ JBAバリスタライセンススクール
【取材・執筆】 安田 正明(やすだ まさあき) 2009年5月25日取材