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フードリンクレポート


男は黙って「三船」で呑むべし。
“世界のミフネ”の居酒屋をFC展開。
渡邉 仁氏
東京レストランツファクトリー株式会社 代表取締役

2009.6.12
“ロードショー・プロジェクト”と名付けて、時代の鬼才に監督として店作りを任せる仕組みで展開を続ける、東京レストランツファクトリー。今回、黒澤映画で有名な日本の侍、“三船敏郎”というビックな鬼才をテーマに「料理屋 三船」を東京・六本木に6/29(月)にオープンさせる。そして全国50店のFC展開を目指している。


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男道場、「三船」

 三船敏郎は、「羅生門」(1950年)、「七人の侍」(1954年)、「赤ひげ」(1965年)など黒澤明監督の映画のほとんどに出演。海外映画でも「レッドサン」(1971年)でアラン・ドロンやチャールズ・ブロンソンと共演するなど、数少ない日本が世界に誇る俳優だ。1997年に77歳で亡くなった。大和魂を持った硬派の日本人として、海外のファンからも愛された。

 東京レストランツファクトリーの渡邉氏は1年半前に、この三船敏郎の子息に出会う。「今の日本の男は『草食男子』と呼ばれるほど、ひ弱になった。でも、サッカーの日本代表が『侍ジャパン』、イチローが『日本の侍』と呼ばれたり、映画『ルーキーズ』が人気だったりする。今の時代に男っぽいコンセプトはイケる」と判断。三船敏郎の著作権を持つ三船プロダクションを口説き落とし、1年半をかけてオープンにこぎつけた。

「侍の代表格が三船。男っぽい、男塾のような空気感を作りたい。店内は道場。昔には様々なところに道場があって男たちは剣を磨いたというストーリーで、本物感のある道場を再現する。但し、三船敏郎の記念館やタレントショップにはしたくない。あくまでも三船敏郎の空気感で表現していきたい」と渡邉氏。


外観スケッチ。

三船敏郎氏の自筆文字が看板。


全文(有料会員様専用)の見出し
ロードショー・プロジェクトの特別版
男は黙ってサッポロビールがFC協力
芸能人や文化人を監督とした、新プロジェクト続々
(写真4点、約2千2百文字)

「料理屋 三船」
東京都港区六本木7-18-7 内海ビル1F
電話:03-6804-5548
営業時間:11:30〜14:00(13:30L.O.),17:00〜24:00(23:00L.O.)*日曜休み
席数:55席
客単価:昼1000円、夜6000円

東京レストランツファクトリー株式会社


【取材・執筆】 安田 正明(やすだ まさあき) 2009年6月3日取材

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