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フードリンクレポート


<ニューヨーク・レポート>
ニューヨーカーに愛され続けるレストランを目指して。
Plan Do See初の海外進出店「Greenwich Grill/すし麻布」。

2009.6.24
日本の“おもてなし”文化を世界に広めたいと、株式会社Plan Do Seeが初の海外進出店として、昨年トライベッカにオープンさせた「Greenwich Grill」と「すし麻布」。特別なプロモーションはせず、日本でやっていることをそのまま再現することでニューヨーカーに受け入れられ、オープンわずか半年でニューヨーク・タイムズの一つ星を獲得。「Time Out」紙のEat Out Awards2009でも選ばれた。デリバリー、ケータリングサービスへも展開を始めた、オープン1年後の姿を追った。


NYの有力誌「Time Out」のEat Out Awards2009でレストラン評論家が選ぶ「Best new sushi joint」に選ばれた寿司。

1番の街で勝負をし、1番になりたい!

 著名で高級なレストランやギャラリーが集まる、マンハッタンのトライベッカ。その一角に2008年4月オープンしたのが「Greenwich Grill/すし麻布」だ。経営しているのは、日本でウェディング、ホテル、レストラン等の企画、運営やコンサルティングを行っている「株式会社Plan Do See」で、1Fは、イタリアン、フレンチ、カリフォルニアなどの料理をmixしたパシフィックグリル(60席)、B1Fは「すし麻布」という名で寿司を提供する(約20席)2業態構成のレストランだ。

 日本国内ではウェディング、レストラン、ホテルと、展開の幅を広げているPlan Do Seeであるが、海外進出は初めて。日本が世界に誇る最高レベルのホスピタリティ、“おもてなし”文化を世界に広めてスタンダードにしたい、その“おもてなし”が凝縮される場であるホテルをNY、パリ、ロンドン始め、世界の大都市に作りたい。そんな目標を掲げるPlan Do See社長の野田氏は、1番の所で1番になりたいと、初の海外進出の場所をNYに決めたという。
<続く>

全文(有料会員様専用)の見出し
賃貸ではなく、物件ごとビルを購入
ニューヨーカーにも受け入れられた日本のスタイル
「日本人が食べるものを、同じ食べ方で食べたい。」

地元に根付き愛され続けたいから、プロモーションはしない
顧客のニーズから新しいビジネスが生まれる
人材育成に一役買う海外進出
(写真19点、約7千文字)

【Greenwich Grill/すし麻布】
住所:428 Greenwich Street ( bet. Vestry & Laight ) New York, NY 10013
電話番号:(212) 274 - 0428
http://www.greenwichgrill.com/

【取材・執筆】 村田 麻未(むらた あさみ) 2009年6月10日執筆
株式会社リクルートにて人材ビジネス領域で商品企画を担当。2006年7月から夫の転勤に伴い、NY在住。NYの食に関する気になる最新情報をレポート中。趣味は、レストラン巡りと料理。

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