フードリンクレポート
<ニューヨーク・レポート>
ニューヨーカーに愛され続けるレストランを目指して。
Plan Do See初の海外進出店「Greenwich Grill/すし麻布」。
NYの有力誌「Time Out」のEat Out Awards2009でレストラン評論家が選ぶ「Best new sushi joint」に選ばれた寿司。
・1番の街で勝負をし、1番になりたい!
著名で高級なレストランやギャラリーが集まる、マンハッタンのトライベッカ。その一角に2008年4月オープンしたのが「Greenwich Grill/すし麻布」だ。経営しているのは、日本でウェディング、ホテル、レストラン等の企画、運営やコンサルティングを行っている「株式会社Plan Do See」で、1Fは、イタリアン、フレンチ、カリフォルニアなどの料理をmixしたパシフィックグリル(60席)、B1Fは「すし麻布」という名で寿司を提供する(約20席)2業態構成のレストランだ。
日本国内ではウェディング、レストラン、ホテルと、展開の幅を広げているPlan Do Seeであるが、海外進出は初めて。日本が世界に誇る最高レベルのホスピタリティ、“おもてなし”文化を世界に広めてスタンダードにしたい、その“おもてなし”が凝縮される場であるホテルをNY、パリ、ロンドン始め、世界の大都市に作りたい。そんな目標を掲げるPlan Do See社長の野田氏は、1番の所で1番になりたいと、初の海外進出の場所をNYに決めたという。
<続く>
全文(有料会員様専用)の見出し
・賃貸ではなく、物件ごとビルを購入
・ニューヨーカーにも受け入れられた日本のスタイル
・「日本人が食べるものを、同じ食べ方で食べたい。」
・地元に根付き愛され続けたいから、プロモーションはしない
・顧客のニーズから新しいビジネスが生まれる
・人材育成に一役買う海外進出
(写真19点、約7千文字)
住所:428 Greenwich Street ( bet. Vestry & Laight ) New York, NY 10013
電話番号:(212) 274 - 0428
http://www.greenwichgrill.com/
【取材・執筆】 村田 麻未(むらた あさみ) 2009年6月10日執筆
株式会社リクルートにて人材ビジネス領域で商品企画を担当。2006年7月から夫の転勤に伴い、NY在住。NYの食に関する気になる最新情報をレポート中。趣味は、レストラン巡りと料理。