フードリンクレポート
農業ブームで一挙に増加!
マーケット融合型レストランの秘策を探る!
2009.7.17
100年に1度の大不況と叫ばれる中、「食べるのに困らない」といわれる農業がブームに。「食の安心・安全」に対する消費者の関心が高まる中で、食糧自給率の向上へ向けて農業再生に取り組む若者たちの姿も目につく。そんな時代の移り変わりとともに変化しているのが流通システム。最近増えつつあるマーケット(市場)と融合したレストランの取材を進めるうちに、農家と消費者を直結する新たなビジネスの可能性が見えてきた。
「Lonowa駒沢」を経営する、澁谷 剛氏(株式会社ろのわ 代表取締役)
・生産者とレストランの声から生まれた直売型セラー
2009年5月30日にオープンした「Lonowa駒沢」。1階では契約農家から直送される有機や減農薬の野菜や果物、乳製品や畜産物などの加工品も販売している。
さらに、自社生産の国産小麦を使った焼きたてパン、フルーツたっぷりのスイーツ、デリがショーケースに並ぶ。1階にあるオープンテラスはもちろん、2階のレストランでもゆっくり食事が楽しめるようになっている。
クリーンなイメージの外観。
<続く>
全文(有料会員様専用)の見出し
・食のテーマパーク「Eataly (イータリー)」が日本に上陸
・レストランと家庭の食卓を結ぶ接点としての存在「Ristorante La Barrique Tokyo」
・市場内にあるレストランでも産直食材を使用「味菜」
・地方から都内へ発信するアンテナ・レストラン「ヤマガタ サンダンデロ」
(写真35点、約6千文字)