フードリンクレポート
国土交通省が道路占用の取り締まり強化!? 看板にご用心。
2009.8.28
店の宣伝に欠かせない看板。しかし、タダだと思って長年掲げていた突き出し看板が、ある日突然有料であり、道路占用料を取られるとなるとパニックになるだろう。そういうことが果たして起こりうるのか、また路上に立て看板やのぼりを立ててもいいのか、調べてみた。
突き出し看板に道路占有料!?
・突然訪問した調査員に看板使用料を払えと言われた
大阪市北区の老舗酒販卸・田中種、田中新之社長によれば得意先から最近、突き出し看板と庇について、相談があったという。
事の次第は、古くから営業している大阪市内の個人営業の店に、文書での警告もなしに突然、国土交通省の人がやってきて、道路占用料として年間1万円超を支払うように促されたとのこと。
「これまで一度もなかった話なので、当のお店のオーナーはすっかり驚いています。国のほうが大きな店だけでなく、小さな店にまで財源確保のため、看板の占用料徴収強化をはかってきたのではないかと思えます。今まで見逃してきたのでしょうが、国や大阪府、大阪市の財政も苦しいですからね」と田中社長。
<続く>
全文(有料会員様専用)の見出し
・国道沿いの目立つ突き出し看板は占用料課金が常識
・国が戸別訪問で取り締まる道路の立て看板とのぼり
・小サイズの突き出し看板ならタダになるケースも
(写真1点、約4千2百文字)
【取材・執筆】 長浜 淳之介(ながはま じゅんのすけ) 2009年8月18日執筆