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フードリンクレポート


外食も見逃すな!
NY発、海外セレブに大人気の「グラソー ビタミンウォーター」。

2009.10.1
2009年7月、ついに日本でのデビューを果たした「グラソー ビタミンウォーター」。欧米の海外セレブを中心に大ヒット。「1日の始まりのエネルギーが欲しい時」、「残業時に気合を入れたい時」など5つのライフスタイルに合わせた飲用提案が日本でもウケ始めた。外食でもいち早く取り入れてみては。


「グラソー ビタミンウォーター」5種。左から「パワーc」「チャージ」「エナジーキック」「スーパーv」「d−フェンス」。

ビタミンやミネラルなどの栄養を摂りながら、水分補給

「グラソー ビタミンウォーター」は、1996年に米国ニューヨークで誕生。J・ダリアス・バイコフ氏がヨガのレッスンに通う途中、ビタミンとミネラルウォーターを一緒に飲んだ時に、思いついた商品。ビタミンやミネラルなどの栄養素を摂取しながら、カッコよく水分補給が出来る。米国で2000年に発売され、02年にはアクティブライフスタイル飲料のジャンルで全米で大人気となった。07年には米国コカ・コーラが買収。グラソー ビタミンウォーターは短期間で大成功を収めた。

 ユニークな点は、ライフスタイルに合わせた種類が発売されていること。米国では15種類あるが、今回日本で発売されたのは5種。1日の始まりにエネルギーが欲しい時などには、ガラナエキスなどが入った「エナジーキック」やレモネードフレーバーの「スーパーv」。残業時に気合を入れたい時などには、レモン&ライムフレーバーの「チャージ」やドラゴンフルーツフレーバーの「パワーc」。コンディショニングを心がけたいと思ったら、ラズベリー&アップルフレーバーの「d−フェンス」。

 ドキッとするようなカラフルな液体だが、合成着色料は使っていない。保存料、合成甘味料も使っていない。

 スタイリッシュなパッケージで、中身は真面目に作られているが、人をからかうようなメッセージが掲載されている。人間味を感じ親しみが持てる。

 20代後半から30代前半の男女に口コミで広まり、価格はコンビニや自販機で200円と通常の清涼飲料より高いが売れ始めている。


プロモーション用に東京・渋谷に作られたカフェ「グラソー・ステューディオ」。


「グラソー・ステューディオ」 店内。


ルーレットを回してあたったものが1本無料でもらえる。


外食でも旬の商材

 スポーツクラブでも扱う所があるというが、外食でも取り入れてはどうだろう。

 アミューズメント系外食がピッタリ。カラオケはもちろん、ダーツバー、ゴルフバー、ビリヤードバー、卓球バー。そしてクラブ・ディスコやライブハウス。店内に自販機を設置して、お客にセルフで買いにいってもらうのも良い。

 現状ではあまり知られていない「グラソー ビタミンウォーター」。販売する日本コカ・コーラではテレビ広告など行わず、じっくり育てて行きたいという。お客に驚きを提供するという役割も持つ外食にとっても、今が旬の商材ではないだろうか。


「グラソー ビタミンウォーター」
グラソーダイヤル 0120-585509

【取材・執筆】 安田 正明(やすだ まさあき) 2009年9月17日執筆


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