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フードリンクレポート


てっぺんから卒業。
お客様と従業員の幸せのために拡大路線。
吉田 将紀氏
株式会社 絶好調 代表取締役

2009.11.4
朝礼が話題の「てっぺん」自由が丘店の元店長、吉田将紀氏が「絶好調てっぺん」で独立して2年が経った。3年目の今年、4月に「炙縁」、8月に「魚串炙縁」、10月に「絶好調てっぺん」下北沢店と次々に開店させ、4店にとなった。吉田氏に今の「てっぺん」への思いと今後を聞いた。


「絶好調てっぺん新宿」の店内にて、吉田将紀氏。

大将、大嶋啓介との出会い

 吉田氏は小学生の時に見たテレビドラマ「スクールウォーズ」が忘れられなかった。先生にあこがれ、体育教師になろうと日本体育大学に進む。大学時時代にアルバイトした個人経営の寿司屋で人生経験も教えられ、飲食店でも人を教え成長させることができることを知った。しかも、小学生からお菓子作りを始めるなど、料理も好きなのだそうだ。

 新卒でサントリー系の外食企業ダイナックに入社。「ダイニングバー膳丸」大宮店の立ち上げ店長として素晴らしい成績を残した。

「店長代理で入って、半年後に店長になりました。年間で利益4〜5千万円を出して会社でも注目されたんです。僕はこういう性格なんで、本社行く時はドアを開けて直ぐバカデカイ声で、おはようございます。社長、事業部長、課長とまわって、おはようございます。本社にはたまにしか行けないので、行った時にはアピールしました」と、元気者の吉田氏。

「その時に上司から『飯場』という面白い店あるぞ。朝礼やってるぞと聞きました。当時、僕も朝礼やってて、どんな朝礼やってんだろうと店に行って、大嶋に出会いました。」

「朝礼に参加して、おもいっきり夢を語った。その後、大嶋さんの夢を聞かせて下さい。彼の夢はスケールがデカかった。僕は膳丸大宮店を地域一番店にするために勉強に来ました。将来、独立開業してやるんだと話したら、大将(大嶋)は飯場を日本一にすると言った。凄いな、この人は。年は2つくらいしか違わないのに凄いなと思ったんです。」


「絶好調てっぺん」新宿店(東京・新宿) 店内。
<続く>

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「てっぺん」自由が丘店オープン
サービスの神様のリコグニションに驚いた
敢えて「てっぺん」屋号で独立
お客様と従業員の幸せのために拡大路線
(写真10点、約3千6百文字)

【取材・執筆】 安田 正明(やすだ まさあき) 2009年10月29日取材

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