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フードリンクレポート


店舗は劇場、店員は劇団員。外食の楽しさを演出する。
〜安さ、新鮮、プラスアルファ。回転寿司勝ち組の強さを探る!〜(5−4)

2010.7.15
サブプライム不況による外食低価格化で、再度注目を浴びている回転寿司。しかし、その内実はいち早く100円(税込105円)均一に加え、プラスアルファの施策に取り組んだチェーンのみが売り上げを伸ばし、あとは停滞もしくは売り上げが落ちている。どこで差が付いたのか、でかネタの非均一料金系にはチャンスがないのか。回転寿司の現状を探ってみた。5回シリーズ。レポートは長浜淳之介。


「銚子丸」のノルウエーから直送されたオーロラサーモン。店内でさばかれる。

店舗は劇場、店員は劇団員。外食の楽しさを演出する

 では、1500〜2000円ゾーンの数少ない勝ち組に取材し、その強さを検証してみよう。

 まず、訪問したのはすし銚子丸の所沢店。西武新宿線航空公園駅近くのロードサイドにあり、オープンしたのは昨年12月15日。80席ほどあり、休日には長いウェイティングができるほどの人気ぶりだ。

 客単価は1600円ほど。ランチはあら汁が無料になるサービスがあり、780円の握りセットもあるので、平日でも満席になる。訪問したのは平日のランチ時であったが、驚いたのが、元気なシルバー層で席が埋めつくされていたこと。


すし銚子丸 所沢店外観。
<続く>

【取材・執筆】  長浜 淳之介(ながはま じゅんのすけ) 2010年7月6日執筆

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