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25,000円払ってしまう店。
「レストランひらまつ」
(東京・広尾/フレンチ)

第1回 2010年12月17日

 「あの店最近空いているらしいよ。全然予約が取れなかったのに。」「利益××%増ってニュースで見たけど、本当?」・・・たくさんの噂が飛び交う飲食業界。誰もが気になる、実際のところどうなの?を潜入レポート。噂の店の真実に迫る!


気分よく1人25,000円を払ってしまう店とは?
 
 1回目の今回は、高級フレンチの「レストランひらまつ」。まさに一世を風靡したフレンチレストラン。1982年に前身の「ひらまつ亭」から始まり、1986年に今の広尾に「レストランひらまつ」として開店した。ミシュランの一つ星レストランである。

 今では、「レストラン アソ」を始めとしたASOグループや、「ポールボキューズ」、「サンス・エ・サヴール」などの海外の有名シェフのレストランも抱える、25店舗の一大レストラングループとなっている。そして、レストランウェディング市場でも、ひらまつグループとして確固たるブランドを築きあげてきた。不況下でも業績を伸ばし続け、今年9月には、東証一部に昇格するするなど、ビジネス的に成功を収めている企業でもある。

 しかし、そんな成功の一方で、本家本元の「レストランひらまつ」の名前を聞くことはあまりなくなった。現状はどうなっているのだろうか?実際にお客として潜入してみた。

 予約を取ったのは、12月上旬の金曜日。2日前でも予約が取れたので、大丈夫か?と思ったが、行ってみると満席。20時の入店時には、3階のメインダイニングは全て埋まっていた。聞くと、週末も含め、満席になることも多いようで盛況ぶりがうかがえる。


単価2万円は下らないが、満席になる。

 店に到着してまず驚いたのは、エントランスにスタッフが張り付いていて、出迎えてくれ、名前を言おうとすると、向こうから「●●様ですね。」と確認されたのだ。ちなみに、ひらまつに行くのは初めてである。
★続く。
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【取材・執筆】 村田 麻未(むらた あさみ)  2010年12月上旬取材

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