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フードリンクセミナー 一覧

2010年



第78回フードリンクセミナー
検証!クーポン共同購入 〜ピク、リクルート、クーポッドが参加〜

【講師】
ピクメディア株式会社 「ピク」 事業開発マネジャー 谷口 優氏
株式会社リクルート 「ポンパレード」 カスタマーアクションプラットフォーム室長 出木場 久征氏
株式会社クーポッド 「クーポッド」 作戦本部本部長 中嶋 光氏
株式会社APカンパニー 販促企画担当 松岡 庸一郎氏
株式会社 M・R・S 広報担当 神事 まゆみ氏
株式会社マイネットジャパン 代表取締役 上原 仁氏
【開催日】2010年9月13日(火)16:00〜17:30
【参加者】98名(DVD希望者含む)
【会場】ハロー貸会議室 Shibuya

【内容】
 インターネット上で、1エリア・1日・1商品限定で、3〜9割もの驚愕の大幅割引で共同購入者を募り、クーポン券を販売する全く新しいタイプのクーポンサービスが話題。
 クーポンを購入したい消費者は、一緒に行こうよとツイッターや、ミクシー、メールで友達を誘い、共同購入を促します。瞬時に口コミで店の情報が広がります。閃光のように一瞬で販売完了してしまうことから、「フラッシュマーケティング」と名付けられている。
 このサービスを考案したのは、アメリカのシカゴに本社を置くグルーポン社。2008年11月設立。サービスを開始して2年足らずで年商約300億円、年間推定利益約45億円を計上し急成長中。
 日本でも今年4月に「ピク」が初めてフラッシュマーケティングを紹介。その後、半年で70社以上が参入している。
 追加注文をさせようと少数メニューで500円で販売したところ、バーゲンターにつかまり追加注文させることができず、「5千円以下の居酒屋ではやってはダメ」とAPカンパニー松岡氏の意見。方や、レストラン中心のM・R・Sでは追加注文に繋がったという。非日常感のある店でないとフラッシュを行う意味がないのかも知れない。
 クーポンの失効率も意外に高く、衝動買いして使わない方が多いのに驚かされた。
 いづれにしても、フラッシュマーケティングは日本では始まったばかり。消費者と提供者のメリットばかりが浮き上がってくるが、今セミナーを契機に外食企業側のメリットを模索する動きが始まった。

【関連記事】
日本初のフラッシュマーケティング「ピク」が登場。〜半額は当たり前!? 大胆割引で集客、フラッシュマーケティング〜(5−1)(2010年8月29日)

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